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目標設定の力

 

こんにちは。後藤です。
早いもので、今年も残すところあと10日となりました。

皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか?

 

今年も昨年に引き続き、
新型コロナウイルスの拡大によって我慢の1年でしたね。

 

ただそんな中でも、
オリンピックの開催と金メダルラッシュに心躍った方もいるでしょう。
もしくは大谷選手の大活躍もうれしいニュースでしたね。

 

また、建築業界においてはウッドショックやアイアンショック等による
部資材の価格高騰により、苦しい時期を経験された方も多いかもしれません。

 

毎年のことながら、1年の間にいろいろなことが起こりますね。

 

当社もこの1年間で大きく変わりました。
まず大きな変化としては事務所の移転がありました。
(4年間で3つめの事務所なので、毎年移転している気がします汗)

 

それに多くの仲間が加わったことや新商品の発表など、
非常に多くのことがあり、充実した一年だったと感じます。

 

さて、私個人はどうだったかというと、
私は以前からの習慣で、毎年元旦に1年間の個人目標を立てております。
仕事の目標とは別の個人的な目標です。

とはいっても大した目標ではありません。
例えば「本を80冊読む」など4~5個の小さな目標を立てております。

 

その一つに
「1日平均6000歩」という目標があります。

 

私も今年40歳になり、健康に気を使う歳なりました。
しかしスポーツなど本格的な運動をする機会はあまりないので、
日常の中で少しでも多く歩こうと意識しております。

「1日6000歩」を歩いたところで、
運動不足の解消に繋がるとは限りませんし、
よく専門化が推奨している7000~8000歩には到底及びません。

しかし、昨年の私の実績が平均5200歩でした。
それから見ると6000歩というのは115%となります。
年商10億の会社が翌年に11.5億を目指すようなものです。

 

いつも通りの行動をしていては達成することはできません。
そこで習慣を変える必要が出てきます。

 

私も目標達成するために、
・ひと駅程度の移動であれば歩く
・エスカレーターではなくなるべく階段を使う
・休みの日にウォーキングをする
など意識するようになりました。

 

ところが、11ヶ月が経過した時点での結果を確認したところ、
平均5780歩でした。

 

たったの「平均220歩」足りないだけですが、
かなり厳しい数字です。

計算したところ、
目標達成するためには12月を「平均8500歩」にしなければなりません。

11ヶ月の間6000以下だった実績を、
急に8500にしなければならないという状況です。

本来は、毎月実績を確認し続けなければなりません。
しかしそれを怠っていたので自業自得です。

しかし、11カ月間頑張ってきて未達成では面白くありません。
そこから歩数にこだわる生活を始めました。

職場まで徒歩で通い、
仕事の休憩時間に軽くウォーキングをして、
さらに毎週末にも2時間のウォーキングを実施しました。

 

そして現在(ブログ公開の前日である12月19日)では、
なんと「年間平均6027歩」です!
達成ペースにまで回復しました。

 

おそらくこのまま1年を終えた時点でも達成していることと思います。

さて、前置きがかなり長くなりましたが、
今回は「目標設定の重要性」をお伝えしたいと思います。

 

私が昨年に比べて115%の実績を出すことができたのは、
目標設定したおかげだと痛感しており、
あらためて目標設定の重要性を認識しました。

目標設定を行うことによる効果は大きく2つあります。
(実際にはもっとたくさんありますが、今回再認識した内容だけに絞ります)

 

まずは、行動が変わったことです。
目標値と昨年の実績を比べれば、
いままで通りのやり方では達成できないことが分かります。

そこで、その目標を達成するために必要な行動を取るようになります。
それが、ひとつ目の効果として挙げられます。

 

そして2つ目は、
「最後の粘りを生む」ということです。

ここで諦めてしまっては、
これまで頑張ってきたことが無駄になってしまう。
ここで粘ることができれば、
いままでの努力が報われる。

これらの気持ちが最後の粘りを生み、
目標達成を実現する力となります。

 

さて、その上で質問です。
「皆様の会社の今期の目標を教えてください。」

クライアントの方によくこの質問をします。
この質問には「目標は特にない」という方は少なく、
多くの方が「〇億円です」と売上目標を回答されます。

 

しかし、すぐさま
「その目標は社員全員が把握していますか?」
「その目標は社員全員が意識していますか?」
「全体だけでなく、〇〇部の今期の目標は何ですか?」
「社員の〇〇さんの今期の目標は何ですか?」
と質問をしていくと、
徐々に回答できなくなる方が増えていきます。

非常にもったいないと感じます。

 

まず大前提として、目標はなければいけません。
目標のないところに戦略も成長も生まれません。

 

ただ、目標があったとしても
誰も意識していないようなただの飾りなっても意味がありません。
経営者しか意識していないような状況でも同様です。
しっかりと浸透させ、意識の共有を行いましょう。

 

さらに、会社の目標だけでなく、
各部署や各個人に落とし込んでいき、
目標を身近に置くことが重要です。

 

そうすることで、
会社の目標が他人事ではなく、
自分事として意識するようになり、
成果にも結び付くようになることでしょう。

 

目標達成は結果論ではありません。
目標を立て、関わるメンバー全員が目標を意識して、
達成に向けて行動することで、
必然として達成できるものと思います。

 

まもなく新しい年が始まりますが、
良い目標を立てて、良い一年を過ごしましょう。

 

本年もありがとうございました。
また来年お会いしましょう。

後藤

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