プロスペクト理論
ラストコンパス 大久保です。
↑こうやって書いたら「ラストコンパス 大久保」で調べたら
検索結果にブログ出ると思って書きました。(笑)
はい。
今日は皆さんご存知のプロスペクト理論について書いていきます。
プロスペクト理論というのは、
“損失回避のバイアス”です。
ギャンブルをして得してたら勝ち逃げしたい。負けたら取り返したい。
って普通思いますよね。
これは言い換えると”得”してるときは”損”したくなくて、
“損”してるときはもっと”損”しても”損”を取り返したくなる・・。
そして結果”損”が増えていく・・。破滅。
みたいな現象です。
少し体験してみて下さい。
100%の確率で1万円がもらえるボタンAと、
50%の確率で2万円、50%の確率で0円の2つのボタンBがあります。
なたはどちらかのボタンを押さなければいけません。
あなたはAのボタンとBのボタンどちらを押しますか?
はい。
この選択肢では8割の方がAの選択肢を選びます。
次に
100%の確率で1万円失うボタンCと、
50%の確率で2万円失い、50%の確率で0円の2つのボタンDがあります。
なたはどちらかのボタンを押さなければいけません。
あなたはCのボタンとDのボタンどちらを押しますか?
ここでは、Dのボタンを押す人が結構いると思います。
では、なぜ得を取る場合は確実に得を取り、
と損を回避する場合では一か八かを選択する場合が多いのでしょうか?
これがいわゆる
“損失回避バイアス”が掛かっている状態です。
このバイアスに関しては人間の本能的な話になるので、
これをどうこうするといった話ではないのですが、
行動経済学的に見て、モチベーションが上がる(強制的に上げされされる)
のは、損失回避バイアスが掛かっている状態の方です。
私も様々な人と出会ってきて分かったのですが、
個人でも法人でも”損”を先に許容した人は、伸びる確率が圧倒的に高い。
まさに背水の陣というやつですね。
だから常に”損”する状態を無理やり選択して強引に進むのも、
時には悪くないかもしれません。
ギャンブル以外はですが・・(笑)