SIMPLE is , not simple.
シンプルという言葉には様々な意味があります。
辞書で調べると、簡単、単純、易しい、簡素などが出てきます。
私はこれらの訳に対して、いつも違和感を覚えます。
簡単、単純などの前後に、「一見、〇〇に見える」と付け加えたいのです。
シンプルという言葉の意味は、上記であるのは間違いありません。
しかし、いざシンプルなものを作り出そうとしたとき、
その言葉の意味が示すものとはかけ離れて、
決して簡単でも、単純でもないことに気が付きます。
モノづくりにおいては、クライアントが
「手間暇かけずに、シンプルに作ってもらっていいですよ~。」
「あまり予算もないので、シンプルにお願いします。」
と要望することがありますが、
この要望こそが最もクリエイターを苦しめるそうです。
なぜなら、
クリエイターの世界では、
「シンプルに作ることは、技術者にとって最高峰の技術が必要」
だと言われているほど難しいからです。
一見シンプルに見えるものは、
白鳥が水面下で水かきをするように、
実は目に見えない努力の賜物であり、
だからこそ価値があります。
実際に、地域や時代を問わず、長期にわたってヒットするものは、
非常にシンプルなものが多いです。
例えば音楽であれば、
単純な英単語とコードのみで作られているが、
長年にわたり世界中で聞かれているビートルズが良い例かもしれません。
最近のヒット商品で言うと、iPhoneが良い例でしょう。
多機能でありながらボタンや装飾を無くし、
シンプルに作り上げたスマートフォンは、
世界で10億台を超えるメガヒットを実現しました。
いずれも受け手(使い手)にはシンプルに感じられますが、
シンプルに作り上げる過程には、
万人が持ち得ない突出した技術が使われています。
そして住宅で言えば…
もちろんSIMPLENOTEです!!(ここから少しだけ宣伝させていただきます^^)
SIMPLENOTEは、名前の通り一見シンプルな作りになっています。
特に正面から見た外観や、
リビング周りは極力余計な線を省いたシンプルな仕上げとなっています。
シンプルであるために、
外観はスッキリと美しく、
内観は整理や掃除が楽になり、
また、外部からの力を受けにくいため強く、
そして、余計なものを削っているため余計な費用が掛からない。
つまり、シンプルであることは、
① 美しく
② 清潔で
③ 強く
④ 経済的
などの様々なメリットをもたらします。
美しく強く、そして暮らしやすい家がリーズナブルに手に入る。
SIMPLENOTEが選ばれるのは必然かもしれません。
しかし、シンプルは簡単には作れません。
複雑なものをよりシンプルに。
表には見えづらいその地道な努力が、お客様に選ばれるカギになるかもしれません。
後藤