自信はある方が良いか、ない方が良いか
大久保です。
例えばあなたは上司に難題なプロジェクトの責任者を任されました。
そのプロジェクトを任されたときに
俺なら必ず成功するであろうと思う
「自信があるタイプ」でしょうか?
それとも
失敗したらどうしよう‥と思う
「自信がないタイプ」でしょうか?
私を良く知る人はご存知だと思いますが、
私は後者の「自信のないタイプ」です。
例えば住宅会社の人間100名が集まるイベントの企画と司会進行を
任されたこともありましたが、
私の場合、ひたすら失敗を恐れて当日の一週間前からそわそわしており、
前日の夜もなかなか寝れず、あーでもない、こーでもないと
一日中ビビりながらもひたすら考えているタイプです。
つまり「自信がひたすらない」状態で、
あれこれと余計なことを考えてしまうネガティブ思考人間
それが私です。
しかし、講演終了後
会社の後輩やクライアントから
「なぜあんなに自信を持って喋れるのか?」
とよく言われることがあるのです。
自分でも不思議なのですが、
不安な期間、ビビった期間が長ければ長いほど
当日は何故か自信が満々になるのです。
(パフォーマンスが良いかは知りません(笑))
逆に自信がある状態で準備期間を過ごすとすると、
だいたい当日はグダグダのメンタルです。
なので最近では、当日まで自信がなければないほど安心する
思考に変わってきており、
慢心せずに望めるように徐々になってきた感じはあります。
この「自信」と「パフォーマンス」の相関関係が気になり、
色々と調べていたら出てきたのですが、
オハイオ大学の研究で行われた、
自信と成績の良し悪しを測る研究によると、
自信があるタイプの人間は
「目標設定が高い」が「練習量が少なくなる」
自信のない人間は
「目標設定が低い」が「練習量が多くなる」
と言った結果が出たようです。
では成績はどうなったのか?
ですが、
実際は自信があるタイプの方が成績が良かったのです。
しかし、面白いのはここからで、
目標の高さが同じなら、自信があるほどパフォーマンスは低下していた
という結果も出てきたみたいです。
まとめると
「自信」が高いと「目標設定」が高くなる
「目標設定」が高いと「成績」が良くなる。
「目標設定」が同じなら「自信」がない方が成績は良い。
分かり辛いかと思いますが、
「目標を高く設定できるが、自信があるわけではないのでそのために努力を行う。」
このような人物像はパフォーマンスも良くなるのでは‥と考えています。
つまり
根拠のない自信に頼るのではなく、
目標を高く設定できる「自信」を
経験と努力で補いながら、
仕事をしていければ‥と
思いましたので、
述べさせて頂きました。