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第二回コスト削減ラボラトリー報告レポート

こんにちは。後藤です。

 
先日11月5日に二回目の開催となる建築コスト削減ラボラトリー

(通称コストラボ)を開催いたしました。

 

ご参加いただいた方々、お忙しい中ありがとうございました。

 

今回は二部構成として、第一部では大手建材会社の社長より、
今後の住宅業界の動向をお話しいただきました。

 

 

まずはコロナ禍の影響により住宅業界を襲っている
ウッドショックやアイアンショックなど建築部材の価格高騰について。

 

そして今後注目を集めている建築キャリアアップシステムやインボイス制度について、
さらにはエネルギー問題に関する住宅会社が今後取り組まなければならない対策など、
非常に具体的且つ分かりやすくお話しいただきました。

 

参加いただいた方からの感想でも、
「他では聞くことのできない貴重な情報が盛りだくさんだった」など
非常に有意義であったという声を多くいただくことできました。

 

 

そして第二部では、恒例の「建築コスト調査発表会」を行いました。

 
事前にいただいた各項目における価格をアンケート形式でお答えいただき、
その平均値や最安値、採用率などを発表いたしました。

 

今回は住宅設備や外壁工事、電気工事、給排水工事などをメインに行いましたが、
同じ設備や同じ内容の工事であっても、発注先によって金額に大きな差が生じることに、
毎回のことながら驚きを隠せません。

 

参加いただいた方も、今回の結果を踏まえて
自社の強みや弱みを改めて再認識できたと共に、
今回の情報を元に今後のコスト削減にさらに意欲的に取り組まれることでしょう。

 

 
さて、ここで原価削減に関する面白いデータを紹介致します。

 

企業の求めている一つの成果である営業利益に関して、
増加を促す方法は

 
①売り上げを増加する
②原価を削減する
③経費を削減する

 

の3通りの方法がありますが、
同じ割合の成果を実現した際には、
②の原価を削減することが最も効果的であると言われております。

 

売上を増加させるためには、
その分の広告宣伝費や人材補強などの投資が必要となりますが、
原価の削減にはそれらの投資を必要とすることなく可能であることが
大きいと考えられます。

 

「価格顧客価値のマーケティング戦略」という著書によると、
売上を10%増加した場合の営業利益の増加に比べて、
原価を10%削減した場合には、約3倍もの営業利益の増加が
見込めるというデータが出ております。

 

これは一般的な業界の例ですが、
原価の占める割合の大きい建築業では、
さらに大きな差異が生じるかもしれません。

 

 

実際にある企業の例を取ってみます。
この企業は、9ヶ月前に当社の建築コスト削減のプログラムを実施していただき、
1棟あたり108万円の建築コスト削減に成功しています。

 

その結果、
昨期の決算では、営業利益がマイナスでしたが、
今期は売上が昨期と全く同じだったにもかかわらず、
2000万円の黒字だったようです。

 

いかに原価を削減することが、
会社の利益改善に繋がるかを実感できることと思います。

 

 

さて、ここからは少しだけ売込みです。

当社で行っている建築コスト削減プログラムの
「Leverage(レバレッジ)」は毎月4社様限定で募集しています。

 

各会社様に合わせて、各業種ごとの目指すべき価格と、

その価格に近付けるための具体策を個別でお伝えしているため、

非常に成果に繋がりやすい内容となっております。

 

すでに2月までは埋まってしまっているため、最短でも3月からの実施となりますが、

1日でも早く原価削減を実施して、

利益改善を図りたいとお考えの会社様は、是非一度詳細を聞いてみてください。

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

後藤

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