モチベーションの外的要因と内的要因
大久保です。
いきなりですがTED(テッド)という非営利団体をご存知ですか?
TEDとは、Technology Entertainment Designの略称で、
学術・エンターテインメント・デザインなど幅広い分野の専門家による
講演会を主催している米国の非営利団体です。
ビル・ゲイツやApple創業者の故スティーブ・ジョブズなど
第一線で活躍する世界の著名人を講師として招いて
様々なジャンルの動画がインターネットを通じて無料で配信され
るといったものです。
私がたまたま、見ていた内容のもので、
少し興味深い内容があったのでご紹介します。
ダニエル・ピンクさんの
「やる気に関する驚くべき科学」という
プレゼンテーションを抜粋しています。
このダニエル・ピンクさんという方はアメリカ合衆国の作家
で、今回のプレゼンテーションの内容を簡単に要約すると、
成果までのプロセスが明確で、答えが決まっている場合の仕事内容に関しては、
インセンティブや、コミッションなどの報酬型の制度はモチベーションの向上に有効に働くが、
逆にクリエイティブな0から1を生み出すような発想型の仕事においては、
「飴と鞭」型では成果を阻害する要因になることが様々な実験を経て
科学的に証明されているのだ!
さらに世界的に有名な企業「Google」では、
エンジニアは仕事時間の20パーセントを何でも好きなことに使うことができる
という「20パーセントの時間」を設けており、
GmailやGoogle Newsなどの
新製品の半分近くが 実はこの20パーセントの時間から生まれているのだ!
とまあざっくり言うとこんな内容です。
※詳しくは「Youtube」でぜひ見て下さい!
つまり、仕事において何かを生み出すには、”吊るされたニンジン”よりも、
「目的」「自主性」「成長」というニンジンよりももっと大きな大義名分が、
その人自体にそもそもあるかどうか。もしくはそういう職場環境になっているかどうか。
とダニエル・ピンクさんは言いたかったのではないか。と私は解釈したのですが、
成長や変化は”付加”なしにはあり得ないと思いますし、
人生振り返れば、楽と成長は両極端にあることを、誰しも体感したことが
あるのではないかと思います。
人生”楽”しむためには様々な”楽”を削ぎ落としていかないと・・
ということを日々思っています。
ちなみにここからは宣伝ですが、私たちラストコンパスでは今月の23日、
企業の「成長」をテーマとした地場建設業の成長戦略
「POTENTIAL」が遂に発表されました。
関西だけでなく、東北・九州・中部地方と様々な地方からお集まり頂き、
大阪の成長企業「ALLAGI」の事務所で様々な成長の裏側にある”制度”を実際に体感して頂きました。
次回は11月になりますが、「成長」このキーワードにピンと来た会社様はぜひ。。