テレアポ
みなさん、こんにちは
ラスト・コンパスの笹川です。
本日はテレアポについて書きます。
みなさんの会社ではテレアポ(電話掛け)はされておりますでしょうか。
弊社では毎日のルーティン業務として行っており、
毎日2時間、月25時間は全員必達のルールとして決まっています。
会社として「全員集客」と掲げており、
営業職以外のメンバーも電話をかけています。
テレアポ以外にも販促活動としては、
DMやメルマガ、SNS広告などを行っておりますが、
テレアポが大きな集客の柱となっています。
私自身も1年4カ月ほどテレアポをしていますが、
奥が深い業務だと感じるこの頃です。
最近ではインサイドセールスという名目で顧客育成まで含んだ内勤営業を取り入れている企業も増えていますが、
ここで言うテレアポはアポをとるかイベントに誘致するかを目的とした昔ながらの電話掛けの事です。
当初テレアポで成果を上げるために、
ネットサーフィンをすることがありました。
そこで、こんな記事を見つけました。
「孫 正義流 テレアポの極意」
内容としては、ソフトバンクグループの現代表の孫さんが16歳の時に、
日本マクドナルドの創業者である藤田田 氏と話がしたくてアポを取ろうとしたときの話が記載されていました。
どうしても藤田氏に会いたい孫さんは毎日毎日、秘書に対して電話をかけていましたが
忙しいの一点張りで取り次いでもらえませんでした。
そこで孫さんは先方の最寄りの空港である羽田空港にアポなしでとりあえず向かい、
そこで再度秘書に電話を掛けます。
「私は藤田さんの本を読んで感激しました。ぜひ、一度お目にかかりたい。
しかし、藤田さんがお忙しいことは重々、承知しています。
顔を見るだけでいいんです。
3分間、社長室の中へ入れてくれればいい。
私はそばに立って、藤田さんの顔を眺めています。
目も合わさない、話もしないということなら藤田さんのお邪魔にならないんじゃないでしょうか」
そこで、ついに秘書は取り次ぐ気になり、
孫さんのメモ書きを添削して(孫さんにせがまれて)藤田氏に渡しました。
結果15分のアポが取れ、ITに対する啓示を得て、今のソフトバンク創業へと向かっていきました。
今では孫さんは「じじい殺し」という異名がついています。(いい意味で、高齢経営者を口説くのがうまいこと)
この逸話のポイントは3点です。
➀地道な努力を続けた事
②目標があって、メンタル的にタフだった事
③営業文章・トーク(メモ書き)をその道のプロ(秘書)に添削させ、ターゲットが響きやすいように提供した事
「電話口で断られ続けて嫌になった。ストレスが溜まるのでやりたくない」と思うことはよくある事だと思います。(私もある)
しかし、このような他人のテレアポストーリーを一つ知ればまたモチベーションを持つことは可能です。
私が新卒で就活をしていた時に大手家電メーカーP社の面接を受けたことがあります。
そこで私から「飛び込み営業やテレアポはしますか?」と聞いてみました。
面接官は現役の営業マンでしたが、しんどいけどやってますと回答がありました。
業界トップクラスの企業でもやっているのですから、
私達がやらない理由はありません。
今回のブログが見込み客創出の参考になれば幸いです。
笹川
PS:日本とアメリカにおける個人のテレアポへの反応が大きく違うことをご存知でしょうか。
日本ではなぜかテレアポへのイメージが良くなく、10回掛けて話を聞く方は1名いるかいないかかと思います。
一方でアメリカでは半数以上が話を聞くといいます。
むしろ、感謝されることも多いという話を聞いたことがあります。
そんな日本の国民性も理解しながら、がんばっていきましょう!