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住宅コスト削減

住宅コスト削減

 

代表の伊藤です。

突然ですが、94日に事務所移転をします。

大阪駅から徒歩12分、

「淀川5番館」

という、微妙なビル名(笑)の事務所に拠点を移します。

これからもよろしくお願いします。

 

創業から4年、事務所移転はこれで2回目になりますが、

前回同様、新しい事務所にワクワクしますね!

 

さて、事務所移転に伴って

なんとも奇妙な世界を経験しましたので

皆さんにお伝えしたいと思います。

 

移転に関しては半年ほど前より考えておりました。

今回の事務所は52坪で、

間仕切り工事や、オフィス家具の入れ替え、

商談のための個室ブースの設置もあって、

移転費用が結構かかりました。

 

私は、何かを購入する場合、

感覚的に決めるのとは正反対で、

徹底調査主義です(性格悪い)

 

家を買うなら地区別不動産相場が頭に入るくらい調べますし、

中古車を買うなら年式別の金額が頭に入ってしまうくらい見比べます。

今回のオフィス家具・事務所工事に関しても

ご多分もれず、私の性格により徹底調査が始まりました。

 

・オフィス家具

・間仕切り工事

・個室ブース

・リサイクル

・引っ越し

・電気ネット配線工事

 

ただの一回の引っ越しで

全て5社以上相見積りを取るのですから

ちょっとやそっとの性格ではできません笑

 

しかし、最終取引金額がコストダウン専門業の私でも

引くくらい下がりましたのでビックリを通り越して

本当にこれが適正金額かわからなくなっています。

 

ではどんな交渉だったか、一部始終です。

金額は仮

①家具600万で提示

4回のコスト交渉により350万に

 

②間仕切り工事140

相見積により60万に

 

③リサイクル工事20

相見積により9万に

 

④電気工事88

相見積より55万に

 

⑤個室ブース150×2

相見積りにより90×2室に

 

最終:全てを1業者に一括依頼し

‘安値より更に全項目12%コストダウン

 

その他も含め計、

14回のコスト交渉をした自分も嫌いになりそうですが、、、

 

業者も業者です・・・!

 

「最初の金額はなんやねん」

 

という話です。

狸と狐ですよ。

 

なんの交渉もしなければ

①+②+③+④+⑤=1148

 

一方でコスト交渉をすると

(①+②+③+④+⑤×0.88575.52

 

572.48万円の差額、、、

半額です。

 

黙ってたら1148万払ってました汗

いやー、ありえないですね。

 

①-⑤まで全てそうでしたが、どの業者も、

「今回は特別に対応します」

と一回目の見積りを持ってきます。

 

そして、もっと安くしてください!というと

「これでいっぱいいっぱいです」

2回目の見積りを持ってきます。

 

相見積先が、30%安いと知るやその瞬間、

「分かりました、、、私も腹をくくります」

と金額を40%下げてきます。

 

この場で依頼を確定し、明日金を振り込むから

さらに20%安くしてくださいと、お願いすると

「・・・上司に相談します」

となって2時間後承認がおります。

 

だったら、最初の

「今回は特別に・・・」

とはなんだったんですかね。

特別に高くした、ってことですかね笑

 

業者との付き合いは大事で、

コスト交渉も度がすぎるとお付き合いできなくなります。

しかし、流されるまま購入すると会社の財務を直撃し大変なことになります。

 

また、上記は一つの笑い話ですが、

住宅のコスト交渉にはテクニックが必要です。

方法を知ってやるのと、知らずにやるのでは、

一棟100万から200万は原価が変わります

 

当社のクライアント様も

現状50社近く個別コンサルティングをさせてもらっていますが、

みなさんしっかりと下がっています。

 

住宅業界はコスト交渉の技術が

とんでもなく大きな影響を受けます。

しっかりと研究して取り組みたいものです。

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