フランス政府からの学び
こんにちは。
ラストコンパスの髙井です。
お盆休み明け一発目のブログとなります。
ブログを読んでいただいている皆さまも、先日までお盆休みだった人が多いのではないでしょうか。
私たちラストコンパスは16日までお盆休みでした。
しかし、せっかくのお盆休みは雨が多くて、外出もあまりできず、私自身少しフラストレーションが溜まってしまいました。
自宅にいることが多かった為、普段はあまり見ることのないテレビでニュースを見ていると
土砂崩れや川の氾濫というような豪雨に関するニュースがほとんどで、
コロナに関するニュースは殆どやっていなかったことに正直驚きました。
(お盆期間中にコロナ感染者数が激増したというような内容のニュースが
取り上げられるんじゃないかとお盆前に予想していたので。)
いろいろニュースを見た中で一番印象に残っているものは
「フランスで起こったデモ」
についてです。
背景は新型コロナウイルス対策強化として、7月下旬に政府が映画館や美術館などに入館する際に
ワクチン接種完了や陰性の証明などを提示することを義務化しました。
しかし、8月になっても感染者の増加は止まらず、8月に入ってからは感染者数が1日に2万人を超えたということもあり、
8月9日からさらに飲食店や公共交通機関を利用する長距離移動などの証明書の提示することを義務化しました。
それによって14日土曜日では21万人の人たちがデモに参加しました。
(日本ではデモが起こることはほとんどないので、安心ですね。)
「やりすぎでは?」と反発が生まれることも容易に想定できますが、フランス政府は上記の政策を打ち出しました。
ヨーロッパの人たちは反対派がいても必要ならば徹底的に自我を貫く強靭なメンタルがあります。
正直日本人である私からするとすごく羨ましいです。笑
デモは起こっていますが、フランス国民の半数以上は賛成しています。
国のトップであるフランス政府が反発をされることが分かっていても国を守るため政策を打ち出した。
この行為について、私は大切なことだと感じました。
私が予想するに、
この政策でコロナが収まればこの政策は良かった。
収まらなければ、この政策をしていなければもっと酷い状況になっていた。
というような結論に至るのではないかと思います。
この場合、どちらにせよ政府は称賛されるわけですが…。
なぜ今回このような話をしたかと言いますと、
建設業界はコロナ関連倒産で飲食店に次いで2番目に多いからです。
コロナの影響をもろに受けてしまっているのです。
会社を生き残らせるために、会社を成長させるために、何か政策を出さないといけません。
社員一人一人が頭をフル回転させ、知恵をふり絞り、政策を考えないといけません。
しかし私たち日本人は、政策を考える時できるだけ他社に悪影響が出ないようにと考えてしまう。
これは日本人の良い部分でもあり悪い部分でもあります。
しかし、会社を存続させるためには反対意見が出ると分かっていても、
今回のフランス政府のように、
政策として打ち出さないといけない状況がいつか来るのではないかと思います。
その政策によって、反対する人が出てくるかもしれませんが、それは一つの意見です。
反対意見はきちんと対応すれば出てきても問題ありません。
必要なことは、実行する意志です。
やりきれば、反対意見を言う人は自然といなくなります。
私もやりきるための強い意志を持って会社の成長のために精進していきます。
私たちラストコンパスは、建設業界の会社様のお手伝いをさせていただいております。
このようなご時世を生き抜くためにどうすれば良いか、
是非私たちが開催しているセミナーを一度聞いていただければなと思います。
私たちラストコンパスは意志を強く持って加盟店様のお手伝いをさせていただきます。
何か困ったことがあれば、なんでもご相談ください。
それでは。