SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

新しいアイデアにこそ至高の価値がある

 

1人暮らしをするかどうかを絶賛検討中の笹川です。

 

 

大学一回生から昨年まで約8年の間、

1人暮らしをしていましたが諸事情があって昨年から実家に戻っていました。

 

親元に居続けるのもどこか違和感がありますので、

再度、1人暮らしを検討している経緯があります。

 

 

 

そこで、WEB上の賃貸物件を検索しながら、

適当な物件を探していましたがピンとくるものがありませんでした。

 

そんな中で、

シェアハウスや中古の戸建て賃貸などにも視野を広げていたときに目を引く賃貸ブランドがありました。

 

 

 

「SOCIAL APARTMENT」

 

 

皆さんは聞いたことがありますでしょうか。

新しい形態の居住スタイルとして大学生や独身の会社員、起業家などから人気があります。

 

コンセプトとしては、

「マンション並みのプライベート空間を確保しながら、住民同士の交流は促進する」というものになります。

 

近年の民泊やシェアハウスブームから派生したプロジェクトですが、

運営会社の社長は東大出身ということで綿密に事業計画が練られていることでしょう。

 

新しい取り組みとして素晴らしいなと感じました。

 

 

ざっくりと概要を述べれば、

 

既存のアパートやマンションをテーマごとに改装して、

自身が住む部屋+交流の場としてのラウンジ+オリジナルスペースが高品質に確保されています。

 

オリジナルスペースはテーマに沿って様々で、

マンション内に映画館や大型キッチン、ビリヤード場、屋上庭園などがあり、

住民やその友人が交流できるスペースとなっています。

 

一方で、値段はと言えば、

エリアの平均家賃を大幅に超えない家賃設定となっているので入居のハードルが低いです。

 

ビジネス的に見れば初期費用の回収には長い期間がかかりそうですが、

入居者からすれば魅力的な物件かと思います。

 

 

 

「SOCIAL APARTMENT」

https://www.social-apartment.com/concept

 

 

 

一例をご紹介しましたが、

新しいものを世間に出すことはとても価値のあることだと思います。

 

なぜなら、社内的には売上の一端を担う新たな商品になることはもちろんのこと、

その一般利用者・利用企業に対しては新たな購買の選択肢を与えることになりその地域の活性化に直接的につながるからです

 

 

 

では新しいアイデアを継続的に出すためにはどうすべきか。

 

私はついこの間 営業から企画に異動しましたので、

上記のような新しい商品や事業を発案することが求められますが難しいなと感じることが多いです。

 

ひらめきでポンポンとアイデアを出せる方はいらっしゃいますが、

そうではなく、私のような初心者がアイデアを出していくための3つの知識をご紹介できればと思います。

 

 

1つ目はアイデアのベースとなる情報収集の仕方です。

 

考え方のフレームとして、

 

・社内の現状と課題把握

・所属業界の潮流

・同業他社の新しい取り組み(それが上手くいっているか)

・SNS、WEB広告、業界専門誌

・ターゲットの生の声

・他業界の新しい取り組み、商品

 

を基に情報を集めて、市場のニーズを掴むと良いと思います。

アイデアを出すためにはまず前準備として自分の判断材料を時間をかけて集めるべきかと思います。

 

 

2つ目は既存商品の焼き回しを考える場合です。

 

「オズボーンのチェックリスト」という思考スキームがあります。

これは、9つのチェックリストを元に既存商品のリニューアルを目指す手法です。

 

・他に使い道がないか

・応用できないか

・修正できる点があるか

・拡大したらどうか

・縮小したらどうか

・代用できるものがないか

・アレンジできるか

・逆にしたらどうなるか

・他の商品との組み合わせ

 

上記の9つをフックにアイデアを出していきます。

あれやこれやと自分で考えを巡らせることは0→1の斬新なアイデアを思いつくかもしれません。

しかし、このような ”考え方の規格” を活用する事で効率は上がります。

 

 

そして、3つ目は「オートクラインの法則」と呼ばれる考え方です。

 

これは元々はコーチングの分野(教育)で生まれた言葉ですが、新商品開発でも活用されています。

 

端的にいうと、

「自分が話したことを自分自身で聞く・理解する事が、考えの整理と革新につながる」というものです。

 

つまり、新しいアイデアを出したいときに、

構想段階のアイデアや情報のかけらを他の人に話してみることが頭の整理につながり、前に進みやすいということです。

 

ですので、煮え切っている時などは特に、

考えを口に出して誰かに話してみる事が1つの突破口になっていきます。

 

 

 

このように、先人が残したノウハウを参考にすることは時間の無駄を生まず、有意義な体験になると思います。

 

読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

笹川

 

一覧へ戻る