モチベーションコントロール
「モチベーションコントロール」
代表の伊藤です。
先日、ある会社の講演会で
スタッフさんからこんな質問をされました。
「どうやってやる気を維持していますか」
「仕事が楽しく無い時どうしますか」
むむむ・・・。
よく聞かれる質問ですが、
私は実は極度の
「モチベーション鈍感男」
でして、
・上司に怒られたからやる気が出ないとか、
・仕事が今つまらないからモチベーションが上がらないとか、
・彼女にフラれたから仕事に手がつけられないとか、
・今日は雨だからやる気が出ないとか、
・今日は月曜日だから憂鬱だとか、
モチベーションが仕事に影響したことはありません。
上司にはよく怒られましたが、それとモチベーションがどう関係するのかが
常に、とんと、全く、ピンと来ないのです。。。
(お前がそれを言うな、という話ですが)
本屋に行けば、
モチベーションマネジメントの本が山ほど売ってます。
ちょっと覗いてみるとこんなことが書いてあります。
・人に役に立っている実感を感じることによってモチベーションを上げる、
・目標達成したら自分にご褒美を与えることによりやる気を出す、
・身近な先輩と食事に行ってやる気スイッチを入れてもらう、
・カラオケに行って鬱憤を晴らす、
・笑顔をつくる、
・ゴミを拾う、
・・・。
やはり全然ピンときません笑
こうなると屁理屈屋の私は、
モチベーションコントロールという言葉(もしくは感情)って
そもそも昔からあったのかな?とか考えたりします。
例えば、
私の仕事が「狩人」だとします笑
好きな人と結婚をし子供が産まれ、
家族に飯を食わせないといけなくなりました。
そんな家族持ちの私が、
「今日は月曜だからやる気が出ない」
と言っていたら、家族全員が路頭に迷います。
飯を食わせる(仕事)のに「モチベーション」や「やる気」って
そもそも必要でしょうかね。。。
また、「モチベーション」や「やる気」という言葉は
「長(おさ)」になればなるほど更に無縁になるのかもしれません。
(無縁にならなければならない)
ある村の村長が、
村の行く末を常に背負う立場なのに、
「最近モチベーションが上がらない」
「国と年貢の交渉をするのは本来俺がやりたい業務じゃない」
と言ってたら、何か強烈な違和感を感じませんか?
「無責任で自己中心的な人」
と直感的に思うのは私だけですかね。
村人からすれば、
「お前(村長)のやりがいは関係ない」
の一言ですよね。
私の結論から言うと、
「切羽詰まってない」「暇」で「裕福な人」が、
『自分自身のモチベーションに気づくことができる』
と思います。
飯を食うのにモチベーションも何もないでしょ。
(言い過ぎ)
こう言う極論を結論として述べると
「あ、この人にはこの手の質問しちゃダメだ・・・」
という目をいつも向けられます・・・汗
モチベーションをどう上げたらいいか?
この質問に、どうしてもその人の
「生き方の生ぬるさ」
を感じてしまうのは私の悪いところです。