需要の高い人材
大久保です。
先日、大学の友人と友人の家族6人で家バーベキューをしたときの話です。
私の大学の友人は、仕事の話で毎度盛り上がれるようなメンバーなのですが、
大学が関係しているのか学部が関係しているのか不明ですが、
私の大学の友人の多くは人材会社、コンサル、WEBといった無形商材を扱う仕事が何故か多いのです。
そこにいた某人材会社のマネージャーをしている友人の話です。
彼が働く人材会社は、経営幹部や事業部長といった
年齢層としては40~50代のハイキャリア専門の転職支援を
両面(企業と転職希望者の両方を一人の社員が担当するサービス形態)で行っており、
「どういった人材が転職に苦戦するのか?」という話題になりました。
彼曰く、
大手企業で年収800万~900万の事業責任者は
いつの間にか自分の市場価値が落ちていることに気付かずに、転職に苦戦するらしく、
それはなぜかと言うと、
大手企業ではビジネスモデルがある程度固定化されており、
長年同じようなルーティン業務を繰り返しているうちに、出来る業務の範囲が狭まり、
気付けば、対外的なアピールポイントが薄く
需要がない。といった状況になるらしいです。
そのような転職者は
同一の条件下、またはそれ以上の条件で、
企業をマッチングさせるのが難しいらしく、
転職者のプライドも相まって
いつまで経っても転職が決まらないという
状況に陥るらしいです。
確かにその状況はなんとなくイメージ出来るなーといった感じです。
では逆に、
「その中でも企業から需要が高い人材は?」
という話になったのですが、
彼曰く、
「ビジネスの絵が描ける人材」
という人物像が非常に対外的に需要が高いと言っていました。
その能力を持った人材は、だいたい全体の5%ほどらしく、
そういう人材は、どこの企業にも欲しがられるらしいです。
また、長年同じことをし続けたスペシャリストよりも、
様々なことを行ったゼネラリストの方が事業責任者レベルだと需要が高い
なるほど。
と思いました。
私も建築コンサル業界に7年ほどおり、
視野が狭まっている可能性が高いと思いますので、
常に別業界のビジネスモデルを学びながら、
広く多角的な視野で物事を判断できる市場価値の高い人材になりたいと思った今日この頃でした。