勝ちパターンをつくる
こんにちは!
ラストコンパスの笹川です。
皆さん、「呪術廻戦」という漫画をご存知でしょうか。
第二の「鬼滅の刃」ということで人気沸騰中の漫画となります。
社会にはびこる憎しみや妬み、そねみ等が
呪いとして様々なキャラクターに具現化されていて、
呪術師という職業の人々がそれらを全国でお祓いしていく物語です。
虎杖悠仁(いたどりゆうじ)というキャラが主人公で、
彼は霊感がなく、運動神経がいいだけのいわゆる凡庸な高校生ながら、ひょんなことから呪術師を志します。
彼は特別な能力が無いながらも、あらゆる場面で勝利を勝ち取って成り上がってゆきます。
(少年ジャンプで連載されているザ・王道ものです)
彼にはピンチになると決まって口にする言葉があります。
「今ここで限界を越える」
虎杖少年は土壇場になると決まってこの言葉を口に出して事態を好転させます。
つまり、これが彼の勝ちパターン。
この言葉を聞いた敵は「何が次に起こるのか」と面食らって怯んだ瞬間、
虎杖少年の気迫に押されて敗北を喫します。
勝ちパターンが身に付いているということはどこに出ても結果を出せる能力があるということになります。
話は変わりまして、
例えば、
私の場合は学生時代にバスケットボールに打ち込みましたが、自分なりの勝ちパターンがありました。
準備段階では様々なシチュエーションを想定しながらイメトレして、実践練習で試す。
使えそうなものがあれば反復して練習して、身につけて自分の引き出しとして覚えておきます。
そして、試合では相手の様子を伺うことから初めて、ディフェンスの方に集中していました。
私はディフェンスが得意だったので、この段階で相手が攻めあぐねてくれれば、その後に自分は得点を決めやすく勝利する傾向にありました。
相手の引き出しを大方出させてから、畳みこむ、というスタイルが勝ちパターンでした。
勝ちパターンがあるからこそ、自信を持てますし、それに当てはまらない場合は対処するやり方で効率よくトライ&エラーすることができます。
車の運転でも同じではないでしょうか。
誰しもが事故しないための勝ちパターンを習慣として身につけていると言えます。
つまり、
車間距離はこのくらいがいいとか、高速の時はどんな形で長時間集中力を保つのが良いとか、人それぞれのノウハウがあると思います。
これはその人固有の勝ちパターンです。
その勝ちパターンが呼吸するのと同じくらいのレベルで身に付いていることが、
事故を起こさないという勝ちを掴み取っています。
また、住宅営業にしても同じではないでしょうか。
まずヒアリングでお客様の話を聞いていくスタイルか、まずこちらが良いと思うものを提案してから話し合うスタイルか。
その後に、何を切り口に提案していくのか。
日本社会の先行きを話しながら予算を上げすぎない考え方をベースにプランも進めていくのか。
暮らしを考えた時には何をおいても性能が1番最初に来るべきというロジックで家づくりの考え方を伝えていくのか。
などなど
日々のトライアンドエラーと自身の想像力を使って、自分自身の勝ちパターンを作り上げていく事が成果への道筋になると考えます。
逆に言えば、負けパターンを分析して同じ轍を踏まないようにすることも可能です。
“感覚的に” 勝ちパターンをその場その場で生み出せるのは天才の所業かと思いますが、
“努力の上で” 勝ちパターンの引き出しを増やしていくことも可能です。
横綱は勝ちパターンを無数に持っているからこそ、横綱。
しかし、横綱には誰しもがなれるチャンスはあります。
勝ちパターンを作りあげ、腹に落としていくこと。
この勝ちパターンが可視化されて、従業員同士で共有されてくれば、会社の業績向上の大きな1要素となってきます。
弊社では実践型のスキルアップ研修を通して、勝ちパターンを身につけられる場を提供しており、
社員の方・管理職の方向けに営業力の底上げのお手伝いをいたしております。
勝ちパターンを理解して、勝ち癖を付けていくこと。
もし、” 売る “という部分で課題意識がございましたら、
ご相談いただければと思います。
それでは失礼いたします。
笹川