『ハウスメーカーの決算』
いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
今年も3カ月が過ぎようとしておりますが業績はいかがでしょうか?
最近多いのが今は好調だが先を考えると今から体制を整える、コストを見直す、集客手段を見直す、営業方法を見直すという経営者とお会いする機会が非常に増えていると感じます。
えぇ!そうなの目先の受注しか考えていないよ!という方はこのブログを読んで頂いてないと思います(笑)
なぜなら目先しか見ていないと色々なブログを読む、他社を分析する、セミナーに参加するなど様々な情報収集をしていない場合が多いからです。
例えば忙しいという漢字はりっしんべん(心の動きに関する字義を示す編)と亡の組み合わせでできております。「心」が「亡くなる」=心の余裕がなくなる
先を考えている経営者、経営が好調な経営者はご多忙ですがお会いすると、様々な戦略を考え必要であれば時間も割き行動されていると感じます。
今月決算というハウスメーカー、工務店が非常に多いですが、住宅業界の新築の売上計上は完工して引き渡しをしてからです。
今年も3カ月が過ぎようとしておりますと冒頭で記載しましたが、例えば新築を検討しているお客様と今出会ったとします。
皆様の会社では出会ってから引き渡しの今までの最短は何カ月でしたでしょうか?
例えば出会って引き渡しの最短期間が、6カ月が最短だったとします。
4月に出会った場合9月に引き渡しになり完工で売上が計上されます。
これが8ケ月なら11月に引き渡し、10カ月なら来年の1月に引き渡しになります。
ただ契約を獲得すれば良いのでなく、値引きせずに本来確保したい利益率で契約を獲得するとなるといかがでしょうか?
今年のお客様を獲得で動いている方が思いますが、状況によっては来年以降のお客様になっていきます。
コロナ禍の今だからこそ様々な情報を得て動けばチャンスが大いにあります
ハウスメーカーが前年対比でも大きく落ち込んでおります。
業界のトップ企業でもある大和ハウスでさえ減収減益の予測です
私はエンドユーザー向けのセミナーを開催させて頂いておりますがメーカーのお客様が工務店に流れてきていると非常に感じます。
工務店の良さを気づいた、知ったという方々がたくさんいます。
大和ハウスが減収減益と記載しましたが有価証券報告書から2020年3月の決算をみますと平均年収は918.5万円です。5年前の2016年3月決算863万円でした。
会社の成長とともに社員にも還元しておりますね。
少し分析すると2020年3月連結売上4兆3,802億円に対して販管費は11.1%の4,890億1百万円です。
あれっ以外と高くないと思われたと思います。ちなみに内訳の広告宣伝費は327億弱です。従業員の給与など人件費は広告宣伝費の5倍以上の1.724億弱です
この数字だけ並べると大手に良い人材は流れるよ~大手には採用は勝てないよ~と思われたかもしれません。
ただ工務店には工務店の良さ、価値があります。
採用も上手にできて育成もできている工務店もあります。
そのような工務店を私達は皆さまにご紹介させて頂いております。
今ZOOMで情報を得る事ができる時代です。
ぜひその情報を得て下さい。