背中で語る強さ
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
釜鳴(かまなる)です。
今回の年末年始はコロナのせいで飲みに出歩くこともなく、お正月恒例の親戚の集まりもなく、
家族だけでゆっくり過ごすことができたので、逆に充実した連休を過ごす事ができました。
前向きに言えば、コロナのおかげだと感謝しております!
さて本題ですが、年末の最終営業日に社内で終礼を行いました。
1年間の振り返りや来年の抱負などについて、それぞれが発表したのですが、
そこで代表の伊藤が話した反省点が印象に残りました。
その反省点とは、もっと『教育』に力を入れるべきだったとの事です。
個人的には、『教育』と言われたのは少し意外でした。
というのも、私は教育を受ける立場でありながら、教育する側でもある為、
自分なりには頑張ってやっていたつもりでした。
あくまでも、“つもり”です。
当然、会社の風土として教育は大事にしており、
新人や後輩へのレクチャーをしたり、気にかけてあげるのは習慣化しています。
しかし、社長の目から見れば、まだまだ足りなかった部分という事になります。
やはり経営者との目線の違いを痛感しました。
言われてみれば、自分の業務を優先したり、忙しいことを理由に後回しにしていた部分もあったなと…
そんな事を思いながら、新年を迎えました。
すると、新年早々に伊藤から「レクチャーするよ~」と声をかけて、1時間くらいの指導がありました。
会社のトップである社長自らが有言実行する姿を見て、
今年は「教育」に注力するんだな~と改めて感じることができました。
私たちの経営方針の1つに、「前線に立つ」という考え方があります。
口で理論や方法論を話して頂けるのもありがたいことですが、
教育しろ!と言われるよりも、教育している姿を背中で語られた方が説得力が増します。
2021年という新年のスタートのタイミングで、今年の目標などを立てることはよくある話です。
口で言うのは簡単ですが、実際に行動に実行することが大事だと思います。
そのため、私も教育に対して率先していくだけでなく、背中で語れるような存在になっていきたいと思います。
今年も宜しくお願い致します。
釜鳴 伸二