考動
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
先日読んだ記事で、「悩む」のと「考える」のは違うという記事がありました。
「悩む」というのは、極端な話でいうと、何もしていないという事です。
それに対して、「考える」という事は、答えを導き出すことを目的にした思考の事を指します。
少し事例を交えてお伝えします。
<例>見学会の集客が悪かった。
「悩む」人の場合
今までのやり方ではうまくいかないという事だ。思いつく原因はいろいろある。
・集客方法が悪かったのかもしれない。
・原稿が悪かったのかもしれない。
・コロナの影響かもしれない。
結論、色々な原因があって集客は落ち込んだのだろう。これからも厳しいなぁ。
「考える」人の場合
今までのやり方ではうまくいかないという事だ。思いつく原因はいろいろある。
・集客方法が悪かったのかもしれない。
→今まではポスティングをメインにしていたが、次回はインスタ広告を出そう。
・原稿が悪かったのかもしれない。
→次回の広告にはお客様の声を追加しよう。それ以外にも、キッズルームがあることを告知できていなかったので、それも追加しよう。
・コロナの影響かもしれない。
→WEBでの見学会ができないか検討しよう。また、現地で開催するにしても、コロナ対策を行うのはもちろんだが、予約制に変えて、1組づつ案内するようにしよう。それをHPや広告にもわかりやすくのせよう。
結論、次回のイベントでは集客が落ちないように改善しよう。
と、このように「悩む」人と「考える」人では明らかな差があります。
では「考える」人がいいのかというと、更に私は踏み込むべきだと思っています。
「考える」人の次のステージである、「考動する(考えて行動する)」人です。
先ほどの事例でいうと、見学会の集客が落ち込んでいるというものでした。
当然、これは改善するようにしますが、それで問題は解決しているでしょうか?
見学会に集客が来ていないという事実。
つまりは、目の前にお客様がいないという状況です。
「次の見学会では、〇〇~」と悠長なことを言っている場合ではありません。
集客がなければ、当然お客様との商談もありませんし、契約になることはありません。
そこで、「考動する」人であれば、このような状況の時、
・集客できるイベントを再設定する
→見学会などのイベントがない時は、OB訪問イベントやセミナーを開催する。次回の見学会でも行う予定だったインスタ広告をその時に使用し、費用感や反響を事前にチェックする。
・既存顧客の洗い出し
→集客ができていないので、過去接点のあるお客様を洗い出し、1件1件テレアポして状況確認をし、設定したイベント、セミナーに誘致する。
・見学会をした現場で動画を撮影し、疑似見学会ができるように準備する。イベントやアポイントの際にそれを見せるようにする。
結論、早期にイベントを再設定し、今回不足した集客数を補う。
「悩む」のは時間の無駄
「考える」のは当然
「考動する」ことで成果につながる
私も考えるだけでなく、考動にまでしたいと思います。
それでは。