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『過去の本』

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
ラスト・コンパスの堀です。

皆様は昔読んだ本を読み直しした事はありますか?
私は最近昔読んだ本を改めて読み直しました。
購入したのは今から12年前の2006年。タイトルは「やりたいことをやれ」著者は本田宗一郎氏。
世界的な本田技研工業株式会社の創始者である本田氏の自由人的な本のタイトルに興味があって(笑)当時購入したのを思い出しました。

本田氏というカリスマが現場主義で世界のホンダに導いたと当時読んだ時は思って読んでいました。
今もそれは間違っていないと思います。

ただなぜ「現場主義」でいる事ができたのか?という事を昔読んだ時はあまり考えませんでしたが今回はなぜ?という疑問が大きくなりました。

現場主義でいる事ができたのは色々な理由はありますが私は、本田氏というカリスマを支えた名参謀藤沢武夫氏に本田氏が任せる決断をして実行した事だと思いました。
ちなみに藤沢氏とはホンダの財務並びに販売を一手に取り仕切って実質の経営者と言われた方です。ご興味ある方は調べてみて下さい。

本田氏が現場主義でいられた事はそれを支えてくれた人物をつくりだした事だと思いました。本田氏が藤沢氏に「任せる決断をして実行した」簡単なようでできる事でしょうか?

現場主義の名のもとに参謀もつくらず、参謀にも任せずにいる経営者が多い建築業界。
参謀をつくる、任せる決断をして実行していく事も必要ではないでしょうか?

ちなみにカリスマの影として生きる事を決めた理由を藤沢氏は「本田宗一郎が好きだから」と述べてます。単純な理由かもしれませんがそう言われる本田氏、そう言う藤沢氏の関係性が集約されていると思います。

知識を増やすために新しい本も大切ですが、「過去」の本を読み返す事で当時と違ったモノが見えてくると思いました。

皆様もぜひ過去の本を開いてみて下さい。ヒントがあるかも・・

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