先月より、十数年前から付き合いのある住宅会社様の

新卒採用をお手伝いさせていただいているのですが、

いま、求人市場に大きな変化が起こっていることをご存知でしょうか？

 

・今年度、求人倍率が1.6倍となり、44年振りの高水準

・大卒の求人倍率は7年連続で上昇

・完全失業率はこの5年間で約半分となる2.2％まで減少

・企業の希望求人数に対して約半数しか採用できていない   

 

このように、求人市場は近年では類を見ないほどの

「売り手市場」となっています。

 

だからこそ、各企業は将来の人材確保のために、

今まで以上に人材採用に力を入れております。

 

今回、私もプロジェクトに加わり採用活動している住宅会社様も、

まさにその1社です。

 

しかしこの会社、いままで新卒採用の経験はありません。

「新卒を採用するのはもっと会社が大きくなってから」

と思っておりました。

 

しかし、数年後の会社の成長を見据えて、

いまのうちに優秀な人材を確保しておこうと考え、

今回新卒の採用活動をしようと決断しました。

 

現時点での結果を報告すると…

 

最も学生が動く3，4月には間に合わず、

かなり出遅れた6月からのスタートとなりました。

 

しかし、18社の企業が出展した合同説明会では、

大手や地元の有名企業が数多く出展している中、

参加者の26％がエントリーという、ダントツ1位の結果となりました。

 

　　　　－　説明会の様子　－

   

      　　　

　　　　　　　　－　二次選考（1DAYインターン）の様子　－　　　　　　　　　　

　

 

 

そして、2回の会社説明会＆1次選考と二次選考を終えた今現在、

内定をもらえれば働きたいという意思表示を示してくれている学生が8名という、

非常に嬉しい結果となっています。

 

もちろん全員採用することはできませんので、

この中から２～３名に絞っていきます。

最終結果はまた後日報告致します。

 

さて、今回新卒採用活動に携わって改めて思ったこと、

それは、

タイトルにもある通り、新卒採用は企業の成長につながるということです。

 

新卒を採用した結果、社内が活性化し、

その結果成長につながるということは容易に想像がつくことと思います。

 

しかし、その前の採用活動自体が企業の成長に繋がるのです。

 

学生に対して説明するためには会社の様々なことを語れないといけません。

会社の理念や文化、歴史、将来の展望などを分かりやすく魅力的に伝えられなければいけません。

 

また、いざ学生が入社してきたときに受け入れ態勢ができているように、

評価制度や給与体系、福利厚生、教育制度、環境整備なども構築していく必要があります。

 

この活動を経てスタッフの意識も大幅に上昇し、

来年4月に新入社員が入社した際には、先輩社員として恥ずかしくないような

パフォーマンスを見せてくれることでしょう。

 

また、入社する新卒社員たちは、会社に若さとバイタリティをもたらし、

数年後の会社の飛躍に大きく貢献することでしょう。

 

成長企業の多くが新卒採用に力を入れている理由の一つを

はっきりと体感することができた1ヵ月でした。

 

新卒採用の経験をお持ちでない方の中で、

会社が成長するきっかけをお探しの方は、

一度、新卒採用を検討されてみてはいかがでしょうか？

ご相談いただければ、お力になれると思いますよ。

 

後藤