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会社は大人の学校

みなさん、こんにちは!

 

今月9月の15日に、27歳になりました。

笹川です。

 

以前は、敬老の日が誕生日でしたが、数年前に9/21に変更され、

誕生日の価値が目減りしたような

変な気持ちになったことを覚えています。

 

今年は、職場では、隣の上司からお菓子と栄養ドリンクを頂戴して、

プライベートでは家族や恋人に祝ってもらい、

この年になっても、嬉しい限りです。

 

また、SNSLINE経由で、遠い友達からもメッセージが届いたりする点は、

昔と比べて、不思議に感じます。

 

 

 

 

さて、話は変わりまして、

半年前に3個下の従弟が結婚して子供が生まれました。

 

そんな中で、

子供をどのように育てていくか、

どの教育方法を選ぶのかという話があったので、ご紹介します。

 

日本の教育に関していえば、

みなさん知るところかと思いますので、

世界の教育に関して、3つだけ見てみようと思います。

 

まず、オランダが実践する「イエナプラン教育」。

 

ユニセフが調査した「子供の幸福度ランキング」で、

堂々の一位を獲得したオランダにて人気の教育法です。

(日本は毎年、先進国の中で最下位争いをしています。)

 

自分で考え、共感力をもち、社会にはたらきかけ、協働できる市民を育てる教育という考えの元、

幸せな大人を育てることを目標にしています。

 

特徴的な点は、

3学年が同じクラスで学ぶ

・教科を横断した授業(例えば、日本史を学びながら、技術革新のテーマがあればそこから科学技術のついて学んでいくような感じ)

・時間割がない

・ビジョンに関してのクラスがある

・教師の弱みは進んで見せる

 

です。

 

次に、GOOGLEDisneyの付属幼稚園が実践する「レッジョ・エミリア教育」。

 

イタリア発祥の教育法で、「すぐれた人材を育てるには、まず乳幼児から」という理念のもと、

第二次世界大戦後に1人の教育者によって提唱されました。

世界最高の教育として認知されています。

 

特徴としては、

・プロジェクトベースのクラス(1つのことに数か月間長期で取り組む)

・芸術活動の多さ

・ドキュメンテーション(教師が生徒の活動を細かくビデオやメモに取り、教育に活かす)

・課外活動の多さ(自然も教材の1つとする)

 

が、あります。

 

そして、「ドルトンプラン教育」と呼ばれるもので、100年前にアメリカで誕生した仕組みです。

 

個人主義にあった教育法になります。

 

特徴としては、

・単級小学校(違う学年、年齢の生徒が同じ教室で学ぶ)

・教師は母親のようにふるまう、アドバイザーという立ち位置

・生徒一人一人に対して学習プランを組む(学習塾みたいな感じですね)

・興味のある分野を高度に学べるクラスがある

 

 

国によって、本当に多種多様な教育法がありますね。

 

 

子供は幼稚園や小学校・中学校・高校・大学等を通して、

社会の常識や専門知識・協調性などを学びながら一人前になっていきます。

 

 

 

大人の学校は会社です。

 

 

社会人の常識やその会社の専門性、同僚や上司との関わり方等、

社会に出て必要になる知恵や技術は、

それまでの学校では教えてもらえない事ばかりです。

 

特に新卒であれば、真っ新ですので、教育の仕組みは必須です。

また、中途採用であれば、子供時代でいう転校と同じです。

持っている考え方は以前の環境で培ったものですし、仕事の進め方も前の職場のものに慣れています。

 

よって、今の会社にあうように研修・教育があってしかるべきです。

無い場合には、退職に繋がりやすくなり、採用コストもパァです。

 

 

何事も声に出さなければ伝わりません。

自分自身も、年齢は重ねますが、

大きな子供だと自覚して、日々成長できればと思います。

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

笹川

 

 

【追記】

2つ目の教育法の提唱者は、大人に対して以下のような警鐘を鳴らしています。

 

手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい

 

と、子供に言うのはやめなさいと。

子供の自由な発想、向き不向きを理解してあげたいですね。

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