SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

企業理念

「企業理念」

代表の伊藤です。

企業理念と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

そう。社長室の後ろに立てかけてある「あれ」です。

私は以前「企業理念」をこう捉えていました。

 

「企業理念」なんてあってもなくても一緒。

経営者が勝手に決めて…社員はそれを一生懸命唱和して…

 

だから何?

 

と。

もっと言えばこうでした。

「企業理念があろうが、無かろうが『会社の利益』は変わらんだろう?」

実際、企業理念が宙に浮いている会社の中でも

成績が抜群に良い企業は沢山いらっしゃいます。

逆に企業理念が素晴らしい会社でも実績はどん底の会社もいる。

 

8ヶ月前に会社を立ち上げ、最初に悩んだのが
企業理念でした。

どんな会社にしていこうか。。

すぐに決まると思いきや、
いざとなるとこれがなかなか難しい。

そればかり何日も考え続けましたが、
これといった企業理念は出てきませんでした。

 

企業理念の本質はなんだろう。

 

そんなことを考えはじめ数日後、

ある会社の考え方に非常に共感を覚え、

こう考えるようになったのです。

 

質問
「あなたは何のために生きていますか?」

 

これに明確に答えられる個人は全体の何%いるでしょうか。

こんな質問に答えられなくても全く問題なく生きれるし

楽しい人生を送れるでしょう。

でもこの質問に対し

即答できる人がいたらどう思いますか?

単純に芯があってカッコいいと思いませんか?

 

法人は、基本的な考え方は個人と同じ。

個人に人格があるように、法人にも人格がある。

人格に魅力があるかないか、

個人ならまだしも(?)

商売を基本とした法人格に魅力がないは大問題です。

 

質問
「あなたの会社は何のために世の中に存在していますか」

 

この答えが「企業理念」。

この質問に「即答出来る会社」であるか否か。

この質問に対し迷いがあったり、答えがテキトウな会社に魅力を感じるのだろうか?

 

例えば、今のラストコンパスの経営理念は、

 

「成長をつくる。」

 

です。

私たちはコンサル会社。

なので、第1のコミットは「クライアントの成果」を上げることです。

成果と成長という言葉があります。

成果は一時のもの。

成長は継続的な成果。

わたしにはそんな言葉の印象がありました。

私たちは「企業の成長」に深く長く関わっていきたい。

そのためには、何より私たちラストコンパス一人ひとりが成長しなければならない。

成長「する」や成長「できる」という言葉を選ばず、

 

成長を「つくる」

 

をあえて選んだのは

結果論ではなく、

明確な意志を持って、

私たちの努力や熱意、その姿勢で

私たちやクライアント様を含む企業の成長を明確に「つくる」という

私たちの強い想いを込めています。

少しおこがましく聞こえるかもしれませんが

理念は理想論なので、言い回しが回りくどいより

今はこれで良いと思っています。

 

この理念を社員それぞれのメンバーがしっかり咀嚼し

自分自身の哲学でもって

 

「自社理念を語れるくらい」

 

になれば、

それが「企業文化」になると思っています。

そしてその企業文化こそが、

会社の差別化につながり、

ひいてはその差別化が「利益」に繋がっていくのではないでしょうか。

 

私たちはまだ、出来たばかりの新人会社。

自分たちの想いを胸に

ただただ精一杯邁進します。

一覧へ戻る