『ナフサショックで微差が大差になる!?』
いつもありがとうございます。
ラスト・コンパスの堀です。
今年も残るところあと半年になりました。
つい先日、日頃から仲良くさせて頂いている経営者の方と話をした時に、
来年3月決算なのですが、もう今期は新築完工が決まって売上利益もほぼ確定しているので、
来期以降の体制や仕事をこなしている、という話をされておりました。
ちなみに過去最高の売上と利益の予定との事。
今、ナフサショックの影響を受けてはいるが大きな被害はない。
有事の事態に大きな影響を受けない体制づくりを日頃からされていたので過去最高の状況になっていると思いました。
どのような事をされているのかはいくつかありますが、
大きく2つあると思いましたのでご紹介したいと思います。
1つは【有事の状況でも経営者は狼狽しない。】
納期が遅延する、物が入らない、物の値段が上がっている、お客様の動きが鈍い、などなど
逆風が住宅業界に吹いております。
そのような時でも、一切狼狽する事なくいつものように淡々と指示を出して仕事をこなされております。
採用に関しても計画を変更する事なく採用活動をされております。
今だけでなく先を考えて動かれているという事がスタッフの方にも伝わり、より強固な組織になっているのではないかと思います。
もし有事の時に狼狽している経営者がいたとしたらスタッフの方々が見て聞いてどう感じるか。。。
だから有事の状況だからといって狼狽されないのです。
だからスタッフも辞めずについていっているのかと思います。
2つ目は【微差は大差を生むの考えを持っている】
ナフサショックによって物の値上がりが激しくなっております。
その時に適正な値上げは仕方がないと思いますが、適正でない値上げ=便乗値上げは仕方がなくないです。
これ以上値段が上がると、当たり前ですが販売価格が更に上昇してしまいます。
そうなると受注活動に影響が出ます。
それを防ぐ為には、値上げは仕方がないと思いますが、便乗値上げは仕方なくありません。
その意識が非常に高い、微差が大差を生むという考え方を持っていらっしゃいます。
例えば塩ビ系パイプの値上げ要請がきました。
1000円/mの値上げの話がきて仕方ないと応じるのか、根拠を示して話をするのか、この経営者は後者です。
当てずっぽうでなく、根拠を示した上で話をされていました。
結果1000円/mが半分の500円/mとなっています。
たった500円/mの差ですが、1棟あたり50mほど使用いたしますので、500円/m×50m=25,000円変わります。
1棟25,000円という事はその会社が50棟であれば、
25,000円×50棟=1,250,000円の値上げを防止できたという事です。
たった500円ですが1,250,000円変わったのです。
もしこれが5つ防止できたら6,250,000円変わるのです。
微差が大差を生む
ナフサショックの今だからこそ意識を強めて実践をしていかないといけないと思います。
やり方を間違えると業者が離れていく、納期に影響を受けるなどもあると思います。
しかし、実践していかないと来年以降に大きな影響が出てきますので、
ぜひこの2つを事を意識して頂ければと思います。
ナフサショックで微差が大差になります。