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論理的に考えない




こんにちは。



私は学生時代、
凄い論理的思考が出来る人に憧れを抱いていました。





なんでこの先輩はこんなに話をまとめるのが上手いんだろう‥
なんでこの人は論点を正確に把握出来るのだろう‥





まあこんな感じです。




話を筋道立てて明確に話せる人のことを
私は論理的思考力という風に当時漠然と考えていたわけですが、




話を筋道立てて話すことが先天的に出来る人。出来ない人がいます。




私は間違いなく後者で

自分で考えていることをアウトプットするのが
おそらく社内で誰よりも苦手なタイプと自負しています。
(朝礼での発表見てたら分かると思います)




そんなこんなで、その理由を
自己分析をした結果
私は思考するときや、アウトプットするときに右脳を
基本的に活用している事実に気付きました。
(私が良くする性格の簡易診断です)



話の論理展開が得意な人は
理論を司る左脳を主に活用しており、流れが分かりやすく明快です。




他社事例を参考に
損益計算をしながらメリットとリスクを天秤にかけ、答えを導いていきます。




ただ、色々と人間観察を繰り返す内に
理論で考えるタイプが苦手なことがあることに気付きました。




理論思考は、思考の組み立てが上手いですが、
基本的には思考を土台から積み上げていくのが基本プロセスとしてあるということです。



つまり逆を言えば、正攻法や事例・正解までの明確な方程式がなければ
思考がストップしてしまう傾向にあるのが個人的な見解です。




しかし、

私の経験上、
仕事では論理的思考の逆の力が必要になってくることがあります。




代表的な事例が

広告などのクリエイティブやキャッチコピー、新企画などです。




そこで必要となってくるのが「論理型思考」と対をなす「イメージ型思考」です。

この思考法はイメージを司る右脳をフルに活用し、
将来の成功イメージから逆算して理詰めを行う方法です。




感覚型はまず企画が面白いイメージと、

大衆が沸いているイメージ、
売り上げが上がり皆が喜んでいる姿をイメージが論理より先に先行します。



昔堀さんが実施したLIXILをDMに入れたような戦略が代表的ですが、
当然今までに実施したことないのですから、検証は不可能です。




ですが実はその裏には成功イメージを描いた人だけの見えている世界線があるのです。
(実際その1年はその戦略なければ売上目標行ってなかったと思います。)




あのタイミングで試さなければ今はないように、

”試さないという選択”は何もないように見えて、
メンバー全員の時間やコストの浪費と将来負債の蓄積に直結します。




私がこの会社に入ることを1秒で決めたときも、

リノマは売れると思うか?という社長からの質問に対して「確実に売れる」と1秒で回答をした際にも




言語化できないですがイメージ上の根拠があり、

検証できないですが、上手く行く自信があったからです。




なので新しいことをするときは

一旦は論理的に考えないこと。答えを限定しないこと。失敗を恐れないこと。
そして道中を楽しむこと。




が、大事だと思います。




そしてもし、あなたが未知なることを選択する機会があり、

周りに答えが落ちていない場合は、





論理的に考えるのを一旦やめ、感覚に身を任すのも
もしかしたら悪くないかもしれません。





では。

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