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決まっているから、自由になれる。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。

弊社の人材制度改革を目的としたサービス「POTENTIAL(ポテンシャル)」が発足して7年が経ちました。
おかげさまで150社以上の加盟店様に恵まれ、数多くの成長企業様の人事制度に携わることができております。

そんな中で、直近の加盟店様で顕著な成果を出されている会社様がいますので、ご紹介したいと思います。


もともと家族経営からスタートした住宅会社で、地域に根差し、売上も規模も伸ばされていきました。
社員規模も20名ほどとなり、会社の状況として順調ではあるものの、人数が増えてきたことで、会社の一体感を感じにくくなっていました。

更に成長していくためにも、考え方の統一やルールを明確にしていくことの必要性を感じ、経営方針書を作成することにしました。


経営方針書

経営方針書とは、会社の理念や事業計画、ルールといった、会社の目的、目標、手段が明確化されたものになります。

経営方針書を作成し、いざ運用する直前、社長は経営方針書を運用することで、
・社員事態は窮屈さを感じるのではないか?
・自分で考えることがなくなり、主体性がなくなってしまうのでは?
という懸念が正直あったそうです。

しかし、運用した結果、実際はその逆で、社員が主体性を発揮し、むしろのびのびと働くようになり、笑顔も増えたそうです。

売上も進捗し、経営方針書を作ってよかったと今では喜んで頂いています。


決まっているから、自由になれる。

なぜ、考え方やルールを決めたことで、自由になったのか?

そこには社員ならではの悩みを解決できているからだと私は考えます。

社員は社員なりに考え方や哲学のようなものを持っていますが、それが経営者または会社からみて、求める考え方や行動になっていないことがあります。

そこに、経営方針書で定められた考え方やルールがあると、どのように考えるべきか、どのように行動するべきかの軸を定めることができます。

そうすることで、その軸を基に自分で考え、行動することができるようになり、結果、向かっていく答えが決まっているからこそ、自由に発想しやすくなります。

逆に軸が定まっていなければ、自分で考えないといけないかのような状況となり、悩む時間も増えますし、結果として会社の求める行動とは逆の方向に行くことさえあります。

考え方も含めダイバーシティーの時代ではありますが、会社という組織に属している以上、好き勝手にしていいわけではありません。
そのことは社員もある程度感じていることだと思いますが、知識や経験、能力不足もあり、なかなかあるべき姿やとるべき行動にたどり着けないのが現状ではないでしょうか?


最近、社員の一体感がない。向かっていく方向になかなか進めることができないという方は、会社の軸となる経営方針書の作成のポイントや運営方法をお伝えしますので、お気軽にご相談下さい。

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