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社員面談のすすめ


こんにちは。

ラストコンパスの笹川です。


今回は社員面談について考えてみたいと思います。

皆さんは社員面談を実施されておりますでしょうか。


開催されている場合はどんな内容でしょうか。

多くの会社様は査定のための面談を実施しているケースが多いと思います。


実は面談の場は開催メリットが多く、意外と知らない内容もあったりするのでご紹介させていただきます。


  • ・査定

これはいわずもがな、対象期間の成果を振り返って賞与や昇給額、インセンティブ額を告知することです。査定では「なぜその査定になったのか」の根拠を明確に説明する必要があります。
例えば、契約率25%目標の所、実績が18%だったとすると、なぜそういう結果だったのか。
例えば、平均工期の目標が120日の所、実績が140日だったとすると、なぜそういう結果だったのか。
もしかすると、避けがたい理由があり、査定修正する必要が出てくるかもしれません。


  • ・教育

これは上記の査定と少し重複するところですが、過去の振り返りを行うときに、上司の他己評価と部下の自己評価にギャップがある場合があります。
この差を埋める際に教育ができることがあります。
例えば、会社理念に沿った行動ができたかという評価項目があった時に、上司としては「もう一歩」と考え、部下としては「十分だろう」と考えたときに、溝があります。

では、今後はどうすれば会社が求める水準に達するのかを具体的に示せば、面談後に社員は動いていきやすいと思います。


  • ・評価の見直し

査定対象期間の評価目標がもしかすると高すぎ、もしくは低すぎたかもしれません。その場合には次回の目標設定を、本人交えて検討する事で納得の上で進めることができます。

また評価項目だけじゃなく、例えば80点以上はB評価だったが90点以上の方が社員分布が良くなりそうだな等があれば、制度自体の修正ができるきっかけにもなります。


  • ・不満不安の解消

特に、新入社員の方。入社して3年目が一番離職が多いと聞きますが、退職理由で多いのが「給与待遇」です。現状の待遇に対する不満はそのまま退職に直結するため、ガス抜きはした方が良いと思います。

どうすれば現状よりも給与が上がるのかが明確になれば、働きやすさに繋がります。石破総理が5年で最低賃金を1500円にすると公約している以上、今後もこの不満不安は大きくなっていきます。


  • ・幹部とのコミュニケーション

次に、退職理由で多いのが「人間関係」です。同僚や部下は仕事で話すことも多いと思いますが、会社幹部となるとどうでしょうか。意外とコミュニケーションがない会社様も多いと思います。

幹部にしか言えないことがあったり、幹部と話すことで初めて会社の考え方を知ったりしますので個人的にはとても大事だと考えています。


  • ・ハラスメントの防止

コンプライアンスが叫ばれて久しいですが、パワハラやセクハラは社員が退職を決断して初めて表に出ることが大変多いです。相談する相手が少なかったり、相談できる内容ではなかったりすることもあります。

そのため、他の社員がいない場で「困っていることはないか」「気になっていることはないか」等、こちらからヒアリングすることで主張できる機会を作ります。

ハラスメントは会社側に問題があるとなれば最悪の場合は訴訟されたりもありますので注意したいところです。



以上、社員面談について記載させていただきました。



失礼します。

笹川

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