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先輩との飲みは残業手当出ますか?

上司との飲みは残業手当出ますか?

 

代表の伊藤です。

上記は、飲み代を割り勘にするという話ではありません。

飲み代を奢ってもらい且つ、残業手当も出ませんか?という話です。

 

さすがに当社には上記を宣う輩はいませんが、世間ではいるそうですね。

こういったことを平気で言ってくるモンスターが。

皆さんはこういったモンスターが出現した時どのように考えますか?私は

 

教育していないのであれば仕方ない…

 

と出来るだけ自責の念で捉えるようになりました。

 

教えていないのだから、

上司との飲みに関しても残業が出ると思っていた、、、

という場合もあるし、こんな時代ですから、

残業代が出て当たり前、というように世間にマインドセットされてしまうのが普通、

なのかもしれません。

 

もしそうであれば、頭ごなしに怒るのではなく

ちゃんと教えてあげるのが教育ってものです。

 

例えば皆さんなら「上司との飲みは残業手当出ますか」と

聞かれたらどのように答えてあげますか?

 

私だったらこう答えます。

 

でないよ()

 自分が上司なら、残業手当が出ないと来ない部下に何かを教えたいかい?

 

 

教育には

・教える立場

・学ぶ立場

それぞれがありますよね。

 

教えられる立場の時、

教える方の立場に立つのは難しいと思います。

 

しかし、過去の上司の感情は

「教える方の立場」になったときストンと理解できます。

 

なので、まず出来る限り教える立場になって考えさせます。

それ言われたら自分が先輩だったらどう思うか?

上司が部下を食事に誘う、、、というのはどういう時か?上司が、

 

カラオケに行きたいだとか

部下をいびりたい

 

という理由は無きにしも非ずですが

ほぼ「食事を通して部下に何かを伝えたい時」です。

 

そしてそれは、会社の中でマニュアルに沿って教育するより

「親睦を深めることを第一」としたから飲みという手段を

選んだのだと思います。

 

そして上司が飲みに誘って伝えたいことって限られていると思います。

伝えたい内容が具体的な業務の内容、スキルの部分であれば

会社にいたほうがやり易いはずです。

そうではなく、上司が伝えたいのは仕事をする上で大事な根本論である、

 

・仕事の意味

・仕事の姿勢

・目標達成の意味

 

みたいなことではないでしょうか。

上記は部下の考えていることをしっかり理解して

部下に合わせて話を変えなければ伝えられません。

 

勿論、上記は精神論であり哲学であり、マインドなので

必ず上司として部下にレクチャーする必要がある項目ではありません。

教育しなくても最初から先輩以上のマインドを持っている人材もいる分野ですし、

考え方なので人それぞれ思うところが違います。

 

上司は部下に対し

「できれば最初から成熟していてほしいマインド」

なのです。

 

例えば一人の部下が、仕事に対する姿勢(や捉え方)が良くなかったとします。

あれ?と感じた上司も最初は、業務中にそれとなく伝えます。

しかし、どこか不服そうで何度伝えても理解していない。

考えた上司は、こうなります。

 

「このままだと必ずあいつは損するな」

「しかし、彼なりに何か思うところがあるのかもしれない」

「一度彼の考えも聞いて話してみよう」

 

つまり、部下の考えを理解しつつ、

彼が打ち込んできた趣味やスポーツ、友人関係のことを聞き

たとえ話なんかを交えながら話した方がいいと考える。

そうすると話が右に言ったり左に言ったりも当然する。

もしかすると話の9割がプライベートの話になるかもしれない。

だから飲みという手段を使うわけです。それを部下が

 

「残業代を貰えないなら話は聞きたくない」

 

という姿勢だったら

上司はどう思うでしょう。。。

 

「分かった。残業代払うから聞いてくれ!」

ってなりますかね。ならないですよね。

 

立場を替えてみることができれば

理解できることって意外とたくさんあります。

 

今回の件でも例えば、部下が何故、

「先輩との飲みに残業代は出ないか」

と言い出したかを、上司は立場を逆転させて考える必要があります。 

 

恐らくこうでしょう。。

 

普通に考えて

尊敬する上司から誘われた飲みに対して

残業代のことなんて言わないんですよね()

 

恐らく、以前過去上司と何度か飲みにいったんでしょう。

 

・学が無い

・詰められるだけ

・馬鹿にされるだけ

 

こんな経験があったのかもしれません。

ハッキリ言って金貰おうが、奢られようが行きたくないですよね。

 

双方の立場に立って考えることができるのも

ビジネスの極意のひとつですが

余程意識しないと出来ないことだと考えています。

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