合理的思考VS直感
こんにちは。ラストコンパスの佐々木です。
日夜オフィスにいると季節感を忘れがちなのですが、先日会社帰りに聞こえた花火の音で
あらためて夏を実感しました。
気づいたらもう八月半ばですが、この文章を読んでくださっている方はいかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、皆さんは何らかの行動をとる、といったときにどんな考えに基づいて行動しますか?
私はというと、昔から物事を最大効率で進めることに大きな喜びを見出すタイプの人間でした。
(だから細かい業務を取り扱う事務関係の仕事に、面白さや達成感を感じるのかもしれません)
そのため、最も合理的な選択は何か、ということを考えながら行動することが多かったです。
どうしたら一番費用対効果が高くなるのか、最も無駄のない時間の使い方は・・・自分の考えた行動がばっちり決まると、とても爽快な気分になります。
一方で、最善の選択肢を選ぼうとするあまり、かえってミスすることもあります。
例えば、慣れない電車の乗り換えで焦って逆のホームの電車に乗ってしまったり……時短を目指した分、乗りなおした電車でのむなしさもひとしおです。
また、現実には不確定要素がつきものです。急な予定変更や想定外のトラブル、新たな選択肢の出現など、自分の考えた計画が通用しなくなることがあります。時には、その念入りな計画がロスを生むこともあります。
それでも、「合理性」を手放せなかった私は、頭で考えた最善の選択肢というものにこだわらずにいられませんでした。
そんな私が、考えをあらためるきっかけになった知識があります。
それは「人間の直感が当たるのは、脳が無意識下で膨大な情報を処理しているからである」というものです。
人は顕在意識で物事を考えますが、それは脳が受け取った情報のほんの一部でしかないそうです。潜在意識は、五感を通じてごく微細な変化も感知し、顕在意識とは比べ物にならないほどの量の情報を処理しています。そして、その反応として感覚や直感が出力されるそうです。
そのために、「どういうわけかこうしたほうがいい気がする」「なんとなく嫌な感じがする」といった、特に理由のない感覚が当たるようです。
自分の感覚に逆らって頭で行動し、失敗することもあった私はとても腑に落ちる思いがし、感覚も尊重するように心がけてみました。
すると、不思議とうまく流れに沿って行動できることが増えた気がします。時には、先に起こるイレギュラーな出来事を予見したかのような行動がとれて、無意識はこれを察知していたのかもしれない、なんてことを感じることもあります。
日頃の業務でも、まず頭で合理的な取り組み方を考えたのち、それに大きく反しない程度に直感も頼りにする、ということを実践しています。
そうすることで、業務がスムーズに進んだり、見落としていた点に気づいたりすることも多いです。
成果の最大化のため、なるべく万全な計画を立てて行動したい、という方も、一度ご自身の潜在意識にも頼ってみてもいいのかもしれません。
少しでもコストを削減しようと思っているところに、コンサルティング会社に費用を払って問題を解決しようなんてありえない。大事なうちの会社のことを、別の会社に任せるなんて考えられない。
そう思うのに、なぜか気になる、なんとなく話だけでも聞いた方がいい気がする……そんな感覚はありませんか?
弊社では、サービス内容をご紹介したり、今工務店が知っておくべき情報をお伝えするセミナーを開催させていただいています。情報収集程度に話だけでも聞いてみようかな、という方のご参加もお待ちしております。
時には、直感に従ってみるという選択肢もいかがでしょうか?
(もちろん、合理的に考えたうえで弊社のサービスに興味を持っていただけることを目指しているのですが……!)
読んでくださってありがとうございました。