今の時代を生き残るための柔軟性
こんにちは、古藤です。
改めての紹介にはなりますが、
私たちラストコンパスは建築コンサルタントとして、
住宅企業様の課題解決をサポートさせていただいております。
それもあり、日々住宅業界のニュースには目を向けているのですが、
ここ数年で多くなっているのが、企業の倒産件数です。
先週の日経新聞に記載がありましたが、東京商工リサーチによると、
2023年上期(1月〜6月)の全業界の企業倒産件数は、前年同期に比べ30%増加しており、
その中でも建設業は前年同期と比べ36%増加という結果だったそうです。
新型コロナウイルス禍での手厚い支援等で延命をしてきた企業も多い中、
ここにきて企業の事業を継続できる強さが問われるフェーズに入ったように思えます。
建設業にフォーカスを当てて話を進めたいと思いますが、
なぜ企業の中でも、うまくいって売上を伸ばしている企業と、うまくいかずに倒産してしまう企業がいるのか。
私が会社様からお話を聞く中で一つ感じたのは、
過去の経験・やり方から今の時代のやり方にシフトできているかどうか
です。
ここ数年、コロナウイルスやウッドショック、
さらにはDXツールなどの発達により、様々な面で変化があったことかと思います。
その変化にうまく対応できている企業が生き残っており、実際に売上や企業規模を拡大しています。
逆にその変化に対応できず、昔の経験ややり方を捨てきれずにいるとどうなるか。
・総合展示場があれば、集客できていたのに。
・自然素材を使った家づくりさえしていれば、他社と差別化できていたのに。
・昔なら現状の単価で◯%の粗利をしっかり確保できていたのに。
・人材採用にこれほど困っていなかったのに。
最悪の場合、倒産になることもあります。
もちろん一概に今までの経験を全て捨てろということではないですが、
変化の目まぐるしいこの住宅業界にとって必要になってくるのが、柔軟性です。
では、今の時代のやり方とは何か。
先程の例で見てみると、
・総合展示場での集客→今はSNSの時代(instagramやTikTokなど)
・自然素材の家づくり→それ以外にも付加価値をつけるような家づくりを目指す
・粗利が確保できていない→昔の単価で交渉していないか、今の各業種の適正単価は把握できているか
・人材採用→ペルソナ設定、採用する人にとって、働きたいと思う企業になっているか
など、もちろん上記が全て答えではないと思いますが、
一昔前とは考え方もやり方も変化してきています。
これまでの経験も生かしつつ、今の時代のやり方にシフトできるか。
これが今後、生き残っていくための1つの答えだと思います。
弊社としても、最新情報、新たな取り組みを随時ZOOMセミナーにてお伝えさせて頂いております。
ご興味あれば、ぜひご参加してみてはいかがでしょうか。
2023年も下期に入っておりますが、引き続きラストコンパスを宜しくお願い致します。
古藤