SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

新常識への第一歩

こんにちは!

 

 

花粉症か黄砂の影響かよくわからないですが、肌荒れ中の笹川です。

 

 

最近、「望み」という邦画を見ました。

 

 

建築家の家庭が特に不自由ない日々を過ごしていた中で、

突如、犯罪に巻き込まれ家庭崩壊していく話です。

 

 

地元で人気のある建築士さんが主人公なのですが、作中に出てくる住居が非常にかっこ良くて一度住んでみたいなぁと思いました。

 

 

 

道路側に大きく開いた窓

 

植栽をふんだんに植えた外構

 

大きく開放感を演出した吹き抜け

 

自然素材を各所に使った内観

 

使い勝手のいいオープンキッチン

 

 

などなど  贅沢を詰め込んだ家。

 

 

こんな感じの住宅↓

https://www.cinemacafe.net/article/2020/09/20/69093.html

 

 

 

私は現在 27 歳ですが、

 

多くの同級生が「人とは違った少しいいもの」を手の届く価格で求めています。

 

 

 

手軽に個性を出したい世代ということですね。

 

 

 

しかしながら、その世代目線で言うと、

 

 

上記の映画に出るような住宅は理想ではありますが、現実的には建てにくい住宅かと思います。

 

 

 

なぜなら、

 

今の若い世代が生きる社会は昔とは180度違い、

 

 

社会保険料の負担増や税金の引き上げ、物価の上昇、年金受給額の減額などが今後見込まれています。

 

 

必要以上に住宅にお金をかけることはリスクになると気付いているため、

よほど資金に余裕がない限り、身の丈にあった家作りを考えます。

 

 

今はコロナが日常化していますが、

これにより解雇にあったり、給与減額の可能性があったりする中で、家計の見直しをしているカップル・世帯は多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

先日、愛知県の工務店さまの家作りセミナーを運営させていただきました。

 

 

 

 

その工務店様はご夫婦で経営をされており、それまではいわゆる「普通の住宅」を提供されておりました。

しかし、昨年から一念発起されて、時代に合うような形で差別化の効いた住宅を打ち出し始められました。

 

 

そこに来場されていた方のうち1組が25歳と26歳のご夫婦で戸建てを絶賛検討中でした。

 

 

今の家賃7万円よりも下がるか同じくらいの住宅ローンであれば、すぐにでも話を進めたいというお客様でした。

 

 

そこで、

どんな住宅がいいのかとお話を伺っておりましたが、

 

 

上述内容と同じく、

 

「量産型の住宅は嫌で、外観はかっこいい住宅で機能性もしっかりした住宅が良いです。でも、大きな住宅ではなくコンパクトな住宅で、平屋も視野に入れています。」とのことでした。

 

旦那さんは一部上場の大手メーカーにお勤めにも関わらずです。

 

 

1000万円台後半での家作りがご希望でした。

 

 

 

 

 

さて、今回のブログは常識を疑って、新しい常識を進んで作っていくことの大切さに関しての内容となります。

 

 

従来とは違ったことに取り組むことは新たな成果に繋がり、

今後に対する不安を軽減していくものと思いますが、

 

 

常態化している項目に対して懐疑的に見ることはされておりますでしょうか。

 

 

例えば、住宅業界に当てはめてこんな会社があったとします。

 

・集客はポスティングや折り込みチラシを使っており、ばらつきはあるが、ある程度のイベントお申し込みがある。

 

一見すると今が順調だからいいのでは?と思います。

 

しかし、視野を広げてみると、

全国ではSNSから毎月20件の資料請求のある工務店がありますし、

イベントに関しても見学会一辺倒ではなく、設計セミナーや家作りの勉強会など趣向の違うイベントを定期開催することで、

これまでと違ったお客様との出会いを創出している会社も多くあります。

 

 

 

また、住宅そのものに関して言うと、

 

・自然素材を使った健康的な住宅をやっており、紹介受注がちらほらある。

 

この場合も一見すると、今はこのままでいいような気がします。

 

 

しかし、

近の傾向として自然素材だけでは差別化はできなくなってきている状況は確実にありますし、

いざなんらかの理由で紹介案件がなくなればどうするのでしょうか。

 

 

そこで例えば、

 

自然素材に加えてデザイン性も上げていくようにして、

今とは別の志向を持ったお客様との出会いを検討していくことで違った成果につながると思います。

 

 

 

 

今、目の前にある常識を疑う。

 

 

 

 

社会的な風潮で言うと、

 

例えば、

 

紙たばこは電子タバコに代わってきていたり、

宿泊施設はホテルから一軒家での宿泊も増えていたり、

お客様とのお打ち合わせもZOOMを使った形が主流となってきていたりします。

 

 

これまでの常識が常識ではなくなってきている事が見て取れます。

(更に言えば、その新しい常識とはまた逆のことを行うことが新たな差別化になるとも言えます。)

 

 

もちろん、現状の常識は長い時間をかけて定着して、これまでも成果に繋がってきたからこそ、

常識として認知されているので、そこは大切にすべきです。

何でも変える必要があると言いたいわけではありません。

 

 

 

 

「これが普通だから」

 

自分や周囲の指揮を下げる可能性があるため、

業務中は避けるべきNGワードっていくつかあると思いますが、

これもその一つかと思っています。

 

 

仮に、お客様に提案する資料があったとします。

 

その内容で疑問があったとして、例えば作成者に

「これってなぜこういうデザイン、構成なのですか?」と聞いた時に、

「これが普通だから」と言われたらどうでしょうか。

 

 

 

弊社でも、顧客管理システムや営業資料、セキュリティに関する事項など

多岐にわたって現状より良いものにしていけないかという目線でスタッフ一同取り組んでおります。

 

 

 

工務店さまとお話しさせていただく事が多いですが、

私自身が ” 常識を疑う ” というマインドで、変えなくてもいい今の常識と変えるべき常識を見極める選球眼を持てるよう尽力していきます。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

笹川

一覧へ戻る