＜講演者のご紹介＞

夢コンサルAKM株式会社

代表取締役 佐野幸男 氏 

大手ハウスメーカーMホーム浜松の代表に就任し原価管理を駆使し、売上を7倍に引き上げ、その後大手ビルダーAホームの副社長を務め年間棟数を205棟から878棟まで伸ばす。

その実績を活かし、中小企業の工務店1,250社の経営改善に成功。受注残から利益を創出し、業績を倍増させた手法を今回は特別にお伝えしていただく。

＜講演者のご紹介＞

有限会社北山建築

代表取締役 北山裕史 氏 

三重県松坂市を中心に年間50棟ほど受注する工務店。顧客満足を徹底的に追求し、紹介受注を生み出す仕組みを社内に構築し、安定経営を実現していた。ただ、性能やデザイン性を高めていく中で、原価の高騰を抑えることができず、今までと同じ利益を確保することが難しくなった。その中で原価コントロール術を学び、自社の仕様に合った適正金額を知り、協力業者へのコスト交渉を行った。
その結果、1棟当たり36万円のコスト削減に成功し、年間1800万円の利益を創出。
また、第1種換気などを標準仕様にする場合も、自社の適正価格がわかることで、安定的に利益を確保できている。今では、下がった原価をもとに、さらに仕様のグレードを高め、お客様に還元している。

＜実践者のご紹介＞

有限会社小林建業

代表取締役 小林貴幸 氏 

福島県南相馬市を中心に年間5棟受注する地域密着型の工務店。50年以上に渡り、地域に根差した工務店として、「家づくりを通じて出会った人を幸せに」を第一に考え、お客様の家づくりを全力でサポートしてきた。しかし、お客様の要望を聞きすぎてしまった反面、売上が増えても利益が減ってしまうという状況になっていた。

受注残5棟を活かした交渉話法でわずか1ヶ月という短期間で1棟あたり87万円のコスト削減に成功。今後は創出された利益で、人を採用しながら階差yの拡大を目指し、日々精進していく。