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選択肢を絞ること

 

 

大久保です。

 

人間の1日の平均決断回数をご存じですか?

 

 

調べてみたところ、

その数実に35000回だそうです。

 

 

そんなに?

と思うかもしれませんが、

 

 

例えば朝、目が覚めてまず歯を磨く人もいれば、

まず朝食を食べる人もいますし、

 

朝食に何を食べるかや、服はどの服を着ようかや、

通勤はこのルートで行こうなど、

知らず知らずの間にも、かなり多くの回数を人間は決断をしているのです。

 

 

さて、この無意識や意識的にしている「決断」ですが、

当然「決断」という行為には負荷が掛かりますので、

1日の「決断」の上限回数を超えると人は疲れ切ってしまいます。

 

 

つまり正常な判断ができない、または判断が鈍くなり

結果的に無駄なものを購入してしまったり、

非合理的な選択をしてしまうのです。

 

 

インターネットが普及する以前の世界では、

情報が限定されていたため、選択の余地が多くなかったのですが、

 

 

現代の情報過多のこの世界の中では、

何をするにも選択肢が多すぎます。

 

 

例えば、コンビニで同じような食品や飲料

があり、別にどちらを選んでも大差ないのに、わざわざ選ばないといけない。

 

 

同じ距離にコンビニが2つあるだけで、

どちらのコンビニを行くかを選ばないといけない。

 

 

その度に貴重な体力を消耗するわけです。

 

 

では、ユーザーではなく、ビジネスの視点で

見ていきましょう。

 

 

モノや情報があふれ選ばれにくい時代

逆を言うと、「選択肢を絞る」ことで「選ばれやすい環境」

を構築することが

ビジネスの命題になったわけです。

 

 

近しい例で見ていくと、

「ECサイト」で物を購入する際に、あなたへのオススメ商品が必ず出てきます。

 

居酒屋では、本日のオススメメニューが

おいてます。

 

 

 

住宅業界で言うと、

 

仕様を選んでもらう、素材を選んでもらう、デザインを選んでもらう

から、

 

仕様を決める、素材を決める、デザインを決める

 

というように

注文住宅という選択肢から、仕様や形状が分かりやすい企画住宅という

より選ばれやすい選択肢になっていったわけです・・。

 

 

 

 

もし、購買の障壁となり得る「選択肢」を徒に増やしてしまっているようでしたら、

”選択肢を絞る”という選択を行ってみてはどうでしょうか?

 

 

 

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