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「今一度考えてみてはいかがでしょうか?」

いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。

突然ですがiPhoneの「i」っていったい何の意味かわかりますか?

スティーブジョブス氏は「i」は
internet(インターネット)
という意味を込めてネーミングしたと言われておりますが
individual(個人)
instruct(指導する)
inform(知らせる)
inspire(ひらめき)
という意味も込めたとも言われております。

ネーミング一つでお客様、従業員、取引先などへの印象などが大いに違ってきます。
ネーミング一つで売上も変わっていきます。

例えば売上が大きく変化した事例で
世界初の緑茶飲料の「お~いお茶」という皆様も一度は飲んだことがある伊藤園の商品があります。
発売した当時はなかなか売れませんでした。
そこで伊藤園は何をしたかというと当時は「煎茶」というネーミングで販売していたのを
「お~いお茶」というネーミングに変更しました。
当時6億円ぐらいの売上から4年で一機に6倍以上の売上40億円を達成し今日現在も35年間続くヒット商品になっています。
当時の「煎茶」はせんちゃと読むことができない方が多かったのを、お~いお茶というネーミング変更する事によって、更なる認知され中身は同じですが売上が大きく変化しました。

ちなみに「お~いお茶」は人が無意識に出す言葉を入れてネーミングをしております。
その手法で有名なのは「そうだ 京都、行こう。」もあります。
私達が日常で活用している言葉を入れて親近感、共感なども生み出してます。

私たちがいる建築業界の事例を紹介したいと思います。
業界で有名なネーミングはミサワホームの「蔵のある家」があります。
蔵のある家とは例えば2階建ての住宅があるします。その1階と2階の間に中2階と言われるスペースを確保し、そのスペースを蔵にして「蔵のある家」というネーミングにして業界では有名になりました。
空きスペースを自由に使えますというのがセールストークにもなっておりますが、このネーミングこそがヒットの理由です。

建築業界の有名なネーミングを他にもご紹介しますとタマホームの「大安心の家」というネーミングも創業時から開始して22年経過した現在でも認知されておりますよね。
創業時は坪単価24.8万円~の価格で販売をスタートして、今でこそこの坪単価より安く表記している会社がありますが当時はありませんでした。
ないという事は顧客心理からすると不安があります。
それを「大安心の家」というネーミングで払拭、何が大安心なのかという理由を述べていくところに繋げたというのが非常に上手でした。

ネーミングはブランドづくりには欠かせないモノになります。

いくつか事例をお伝えさせて頂きましたが、ネーミングのコツは?と聞かれたら3つのコツがありますという事を良くお伝えしておりますので記載致します。
1つ目は
「感覚でネーミングをつけない」
どういう事かと言うとパッと思い浮かぶ場合でヒットに繋がっているケースも勿論ありますが、プロセスが非常に大切です。
プロセスとはつけたネーミングはどんな目的でつけたのか、お客様、従業員などにどう思ってほしいのか、その特長は何かなどです。

2つ目は
「わかりやすい言葉を使う」
わざとわかりにくい言葉を使う場合も勿論ありますが基本的にはわかりやすい言葉を使う事が大切です。難しい言葉を使うよりもわかりやすい言葉を使う方が頭に入りやすいからです。

3つ目は
「商標登録してあるかチェックする」
素晴らしいネーミングを作りました→発表します→他にも同じネーミングがあった。。。
となってしまっては大問題になってしまいます。

ちなみに今回ご紹介させて頂きました「iPhone」「お~いお茶」「そうだ、京都、行こう。」「大安心の家」「蔵のある家」全てですが商標登録してあります。

なぜそれがわかるかと言うと昔から、私はネーミングの相談をうけた時に商標登録してあるかチェックをして話をしております。
折角ですので最後まで私のブログを読んで頂いたお礼として私が検索しているサイトを
ご紹介したいと思います。

「特許情報プラットフォーム」という検索をしてみて下さい。
商標登録してあるかがチェックできます。

今回はネーミングの話をさせて頂きましたが、今、自社オリジナルブランドを作る会社が増えてきております。

本日タイトルにさせて頂きましたが皆様も、素材、工法などなど考えるのも大切ですが自社オリジナルブランド作成を

「今一度考えてみてはいかがでしょうか?」

売上の、集客の変化など即変わっていきます。

時代が変化、お客様が変化していっているからこそ、集客方法が変化していっているからこそ、自社ブランドも見直すタイミングではないでしょうか?

今回ご紹介させて頂いた事例は長い事認知されております。短期的な戦略と思われますが、この事例のように長い事認知されている事からも長期的戦略の一つだと言われております。

ちなみに私達は自社オリジナルブランド開発もお手伝いをさせて頂いておりますのでご興味がある方はお気軽にお問合せ下さいね♪

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