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知っているから伝わるわけではない。

こんにちは、ラスト・コンパスの中植です。

 

暑くなったり、寒くなったりと季節の変わり目は体調を崩しやすいですよね。

私事ですが、恥ずかしながら体調を崩してしまい、生まれもった大きな扁桃腺が腫れて熱が出てしまいました。(コロナではありません)

 

その期間に病院へ行ったのですが、私の扁桃腺は通常の成人男性と比べると比にならないぐらいの大きな扁桃腺を持っていたのだと気づきました。

少し私の扁桃腺エピソードを気分を害さない程度にお伝えさせてください。(笑)

 

病院でノドを確認してもらう時は、本来であれば金属のヘラみたいなもので舌を抑えられると思います。

 

私の場合は、口を開けただけで、扁桃腺が見える希少価値の高いノドを持っております。

そして、先生がノドを抑えることなく『こりゃダメだ。』と言われ、

挙句の果てに、病院の先生に目を背けられ、『君の扁桃腺は見てられない。』と言われる仕末。

とどめの一撃で、『なんで、もっと早く来なかったのか?死にたいのか?』と言われました。(言い過ぎでしょ。)

 

体調を崩しただけですが、しんどい時にそれを言われると“ブルーな気持ち“になりました。(笑)

 

この経験を通じて、“情報量の差“が相手との温度感のズレを生む。ことだと改めて気付きました。

 

この登場人物としては、病院の先生と私の2名です。

 

病院の先生の情報量としては、

・成人男性の扁桃腺の大きさを知っている。

・病院に来た方がいいベストタイミングを知っている。

・ノドの悪い状態を瞬時に確認できた。

 

一方で、私の情報量は、

・成人男性の扁桃腺の大きさは知らない。

・しんどくて、熱が出たから病院に来た。

・見えないノドの状態がどうなっているかもわからない。

 

私からすると、病院の先生の反応は『知らんがな!』となってもおかしくありません。

しんどいので、素直にうん。うん。と聞いていましたが、今となればもっと説明してくれても良かったのかもしれません。

 

 

これは、仕事においても気をつけないといけないといけない部分だと思います。

 

例えば、

家づくりを始めたお客様に対して初回接客が該当するのではないでしょうか。

 

何もわからないお客様に、

・家の坪数は30坪で進めていきましょう。(何でその坪数でどれぐらいの大きななの?)

・家づくりを始めるタイミングは今ですよ。(まだ、始めたばっかりなんだけどな〜。)

 

良かれと思って伝えていることが相手にとってはモヤモヤを作ってしまう原因へとなってしまいます。
知らず知らずに、性能のことや構造のことを伝えて相手を混乱させてしまっていることがないか。

 

自分が知っていることを相手が知っているとは限らない。

自分が伝えれば、全てが相手に必ず伝わっているとも限らない。

 

当たり前のことですが、情報整理してから伝える大切さを

扁桃腺が腫れたきっかけが出来て良かったなとポジティブに捉えたいなと思います。

 

 

皆様は体調に気をつけていただければと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

中植

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