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話しの伝え方

 

みなさん、こんにちは。

ラストコンパスの中植です。

 

 

早速ですが、1つミニゲームをしてみます。

 

白い紙1枚とペン1本準備して下さい。

 

家族でもいいですし、友達でもいいです。(出来れば職場の先輩、後輩としてもいいかもしれません)

1人ではなく、2人以上で試してみて下さい。

 

 

それでは、早速始めましょう。

 

 

 

『白い紙にまるを書いて下さい。』

 

 

 

以上です。

 

 

 

 

隣の人と見比べてみて下さい。

 

 

 

 

人それぞれのまるが書かれているでしょう。

 

 

紙のサイズ、

ペンの色、

まるの大きさ、

まる、マル、、というような様々な書き方、

真ん中、端の方などのまるの位置、

 

人それぞれ違ったまるが描かれていると思います。

 

 

このワークでは、伝え方1つで捉え方が変わるということです。

 

1つ目は、『白い紙にまるを書いて下さい。』 という指示でした。

 

もう少し具体的な指示はないのか?と感じた方もおられると思います。

 

 

では、次にこのような指示だったらどうでしょうか?

 

『白色のA4用紙の中心部にの形でコンパスを使って直径10cm0.5㎜の黒色のペンで書いて下さい。』

 

これぐらい具体的な指示だと、半数以上の方が同じ形のになるでしょう。

残念ながら、100同じ形にはなりません。

 

理由は、人それぞれの価値観、許容範囲が異なります。

アレンジを加えてかっこいいものを描いた人もいるはずです。

 

 

これは、ほんの1つのミニゲームでしかありません。

ですが、仕事の指示1つにおいても同じような状況は起こります。

 

 

①『プレゼン資料の印刷しておいて。』

②『プレゼン資料を両面カラーコピーで10部を今週の木曜日の15時までに準備しておいて。』

 

 

同じような指示ですが、受け手の捉え方は全く違います。

 

 

①の指示を受けたとすると、1部片面印刷したとしても間違いではありません。

②の指示で同じ1部片面印刷をした場合は、間違いになります。

 

 

指示を出す方はどこまでの精度を求めるのかが大事になります。

 

 

実際の現場でトラブルになるのが、新人とベテランです。

 

ベテラン:『プレゼン資料といえば、両面カラーに決まってるだろ!』

 

新人:『間違えて、すみませんでした。』

新人君の心の中では、(そのルールは、知・ら・ん!!)

 

ベテランは働いている経験が長いだけあって、仕事・会社の当たり前を知っているから指示がどうしても抽象的になってしまう。

 

でも、新人君にとってはその会社の当たり前が分からない。

 

 

基本的なことですが、

 

何を、

いつまでに、

どうしておくのか、

 

5W1Hを意識した仕事の依頼の仕方。

 

 

これは、依頼する方だけではなく、仕事をもらう側も意識しなければなりません。

 

 

この意識が働けば、5W1Hの抜けている部分は納得いくまで質問するはずです。

 

両面?片面? 、 カラー?白黒? 、 何部? 、 いつまでに?

 

お互いの解釈のズレによって、大きな問題へと発展する前に防ぐ事が求められます。

 

仕事を振る側、振られる側、お互いが意識しなければなりません。

 

仕事だけでなく、伝え方を見直すきっかけとなればと思いお伝えさせていただきました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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