入社前に退職を決意する新入社員
みなさん、こんにちは!!
学生時代の時の呼ばれ方は、健司(けんじ)でした。どうも、中植です。
つい先日、
その中の1人の女の子の後輩の話しをします。
その後輩は大学時代に保育士を目指して勉強や実習に取り
ですが、その女の子の後輩が選んだ就職先は、なんと工務店!!!
あれだけ、
私は思わず、『工務店に就職理由はなに??』と質問しました。
その後輩は、『当初、就職先に工務店という選択肢は微塵もなかったんですけど、色々な業界の会社に何社かエントリーしたんです。その中で、働いた時の姿を想像出来た事と、先輩社員の方と話した時に一緒に働きたいなと思ったからです。』
私はその工務店の事が気になり、色々と教えてもらいました。
その工務店の新卒採用は、会社説明会と面接3回。
その面接の中には、実際に働いてる社員との交流がございます。
新卒採用に携わっていた社員は4名です。
そこで、
就職先をその工務店に決める時には、”あの先輩達”と働きたい。
“あの先輩達”のようになりたいと憧れてしまう。
結果的に、新卒3名の採用に成功しています。
私はいい会社だなと思いましたし、人材採用のフローがきちんとしているから成功しているのだなと感じました。
ですが、そこには大きな落とし穴がありました。
昨年の夏には就職の内定を得ているので、その工務店で働く予定の学生達は残りの大学生活を楽しく過ごしました。
そして、3人全員大学を卒業し、
すると、”あの先輩達”の4人中3人が、その会社にはいませんでした。
1人だけではなく、採用活動に携わっていた魅力的な3人が辞めて
残っている社員は40代後半ばかりで活気がなく初めて会う人ばか
内定をもらっている学生は唖然!
新卒採用で働く予定の3人で目を合わせたそうです。
選んだのは自分達だし、
ですが、次の日に1人の男子学生は内定辞退。
その流れでもう1人の女子学生は、
女の子の後輩はとりあえずその工務店で働きます。でも、3年働いて、絶対に転職しますと宣言していました。
私自身がラストコンパスでPOTENTIAL(人材採用・育成・評価)に携わっているからこそ感じる事がございました。
その工務店が非常にもったいない。
理由はいくつかございます。
・戦力である魅力的な人材が3人も辞めた。
・せっかく費用をかけて3人の新卒採用に成功したのに入社前に1
・必死で育成しても辞めていくので、時間も失います。
・学生に近い年代の社員が抜けた事で、残った40代後半の社員達で採用していかないといけない。
・もし、入社したとしても教育していく人材がいない。
こうなってしまうと、取り返すのに時間がかかります。
私達も実際に人材制度改革を行なっているからこそ感じました。
人材制度の構築は問題が起こってから着手するととんでもない事になる。
そう思わされるような出来事でした。
面接には自信があるけれど、社内の評価制度がない。社員の育成に力を注げていない。と感じている方はラストコンパスまで、ご相談下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
中植